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開催終了ピアノソロコンサート「野火」(11/24東京三軒茶屋)

詳細

2012年11月16日 16:11 更新

大岡昇平コミュニティの皆さま、告知を失礼いたします。
氏の初期の代表作「野火」をテーマにしたピアノソロコンサートです。
野火からの断片朗読と、それに触発されて作曲した「野火による音楽」を交互に配する構成にチャレンジする演奏会です。どうぞよろしくお願いいたします。

===
大岡昇平の小説「野火」からの断片朗読とそれにインスパイアされた自作を交互に配し、(自分のなかでは)想像的な映画のように進行する、2005年に作曲・構成・初演したコンサート作品の再演です。当時関心のあったショスタコーヴィチのピアノソナタ(野火が書かれた背景になる大岡氏の戦争体験と同時期の作曲)と、リストの鎮魂的ムードが横溢する巡礼の年第三年から第一曲「夕べの鐘」(野火に出てくる複数のテーマのひとつキリスト教とリンク)を挿入しています。珍しい構成のコンサートかもしれません。ぜひ御体験ください!

★2012年11月24日(土) 開場5:30pm、開演6:00pm
<河合拓始ピアノソロコンサート at KEN vol.2「野火」>

プログラム:
河合拓始「野火による音楽 #1〜#7」(2006)
 #1 独行 #2 死に向かって #3 月光の空 #4 驟雨 #5 泥濘/火 #6 天使/狂者 #7 垂直の詩
河合拓始「夏 II」(2002/2006)
ショスタコーヴィチ「ピアノ・ソナタ第二番」より(1943)
リスト「夕べの鐘」(巡礼の年第三年)(1877)
大岡昇平「野火」からの断片朗読

出演:河合拓始(ピアノ、朗読)

会場:スペースKEN(東京都世田谷区太子堂4-8-3 B102 tel 03-3795-1776)
http://www.kenawazu.com/
入場料:3000円(ご予約はKENウェブサイトから承ります)

コンサートについて:
太平洋戦争末期のレイテ島。部隊からひとり離れ、生死と狂気の狭間をさまよう日本人兵士を描いた大岡昇平の小説「野火」(1952年)。それにインスパイアされて河合が2006年に作曲した連作集「野火による音楽」と、小説からの断片朗読を交互に配して構成、またショスタコーヴィチの第二次大戦中の作品とリストの晩年の作品に線を引く。
朗読する言葉は、孤独と風景に焦点をあて小説の進展に沿って選ばれているが、音楽は直前の朗読を敷衍することも、あるいは読まなかった部分を音楽に変換することもあり、両者が相俟ってイマジナリーに小説を追う。一篇の映画のような、鎮魂的コンサート。

出演者プロフィール:
河合拓始(かわい・たくじ)
ピアニスト。1963年神戸市生まれ。幼時よりクラシックピアノを学び、その後現代音楽に興味を持つ。1987年頃から即興演奏を始める。京都大学卒業後、1991年東京芸術大学大学院修士課程(音楽学専攻)修了。ライブハウス等で演奏活動を開始。即興音楽家としてソロやアンサンブルのほか様々なジャンルのアーティストと共働する。1998年頃から作曲も行なう。近年は現代音楽作品に再び取り組み、高橋悠治・松平頼暁・藤枝守・平石博一・J.ケージ・M.フェルドマン・G.シェルシなどを演奏する。また即興演奏ライブ、トイピアノや鍵盤ハーモニカでの演奏会、朗読や舞踊との共演、ソロや歌手との共演での自作やポピュラー系楽曲の演奏など活動は多岐にわたる。CDにソロ「ジュエリー」「ピアノ・プラトー」「偶対と水」「BLADE」、すずえり・沢田穣治両氏との「Licentia Poetica」、秋山徹次氏との「Transition」などがある。2008年欧州演奏旅行。2011年ニューヨークでのトイピアノ・フェスティバルに招聘参加。2012年、長年拠点としてきた東京から福岡県糸島市に居を移し、九州一円・関西・東京で精力的にコンサートを行っている。

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  • 2012年11月24日 (土) 土
  • 東京都 三軒茶屋
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