青年海外協力隊3万人突破記念シンポジウム
　　　　　　　　　　　　　　　　　　「国際協力を日本の文化に」
　　　　　　　　　　　　　　　−国際ボランティアの意義と可能性−

　1965年の初めて青年海外協力隊員がラオスに飛び立ってから、その派遣数が3万人を突破したことを記念してシンポジウムを開催します。
　この機会に改めて国際社会、日本社会における国際ボランティアの意義や可能性について問い直すことを目的とした企画です。広く一般の方々にも国際協力や国際ボランティアの実態と意義について理解を深め、身近なものとしてともに考える機会になることを期待しています。
　第一部は、「地球のステージ」。「紛争、災害、貧困の地の子どもたちに音楽と映像で近づこう」というコンサート形式のステージで、現役医師である桑山紀彦さんが世界各地で国際医療支援活動を行う中で出会った人々の輝きを、オリジナルの音楽と映像で伝える感動のステージです。今回は、ガーナで出会った青年海外協力隊、シニア海外ボランティアが登場する特別バージョンとなっています。
　第二部は、「国際協力を日本の文化に　−国際ボランティアの意義と可能性−」というテーマで、環境問題や貧困問題等様々課題のある国際社会の中で、国際ボランティアの活動の意義を問い直すとともに、多文化共生や教育問題といった様々な社会的な変容の中にある日本社会において、国際ボランティアの経験を積んだ人々が貢献できる可能性について議論します。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
【日時】　9月24日（月・祝）　14時00分〜17時30分　（開場13時00分）
【会場】　ニッショーホール（日本消防会館：東京都港区虎ノ門）
【構成】
第1部：映像・音楽・語りによる催し「地球のステージ」　
※「地球のステージ」とは現役医師である桑山紀彦氏が世界各国の国際医療活動の現場等で出会った人々の様子をオリジナルの音楽と映像で伝えるもので、全国各地で年間200回以上の公演が重ねられています。今回は7月に訪問したガーナでの様子を、JICAボランティアの活動を含めた特別版として公演する予定です。
企画・出演：桑山紀彦氏（作詞・作曲・映像制作・ボーカル・ギター・バイオリン）
精神科医、医学博士。NPO法人「地球のステージ」代表理事。日本で医師として診察を行う一方、パレスチナや東ティモールなど世界各地での国際医療支援活動、「地球のステージ」公演と、幅広く活動中。

第2部：パネルディスカッション「国際協力を日本の文化に　−国際ボランティアの意義と可能性−」
・コーディネーター：
　草野満代氏（フリーアナウンサー）
・パネリスト：
　小山内美江子氏（脚本家/NPO法人JHP学校をつくる会代表）
　　　世界の子どものために学校をつくる団体の代表として活躍。国内では人材育成のために国際ボランティア・カレッジを主宰。
　竹崎一成氏(熊本県芦北町長)
　　　「国際活動と地域づくりは車の両輪」との考えに基づき、協力隊事業を始めとして国際交流・国際協力活動を積極的に地域づくりに活かしている。
　藤谷健氏(朝日新聞社外交・国際グループ次長)
　　　2004年から2007年までジャカルタ支局長。インドネシアのアチェや旧ユーゴスラビア、旧ザイールなどで災害や紛争現場を取材。途上国の開発問題に造詣が深い。
　久保田　賢一（青年海外協力隊OB)
　　　フィリピンにて理数科教師隊員として活動。現在、関西大学総合情報学部教授。日本の学校と現地で活躍する協力隊員とを結ぶMeet the Globe等を主催。
　尾方　美樹（青年海外協力隊OG）
　　　ニカラグアにて青少年活動隊員として活動し、HIV感染者自身による演劇等を実施。帰国後も受刑者や難民が自ら行う演劇創作で心の支援を推進。

※9月3日より参加申し込み開始、参加費無料

【申込み】
◎申込方法
参加ご希望の方は必要事項をご記入の上、以下のいずれかの方法で申し込んでください。
《必要事項》1.氏名、2.年齢、3.郵便番号、4.住所（ビル・マンション名まで）、5.電話番号、6.参加希望人数（4名まで全員の氏名・年齢）
WEB：　http://www.jica-symposium.jp
ハガキ：〒105-0001　東京都港区虎ノ門1-26-5　虎ノ門17森ビル2F
JICA青年海外協力隊3万人突破記念シンポジウム応募係
FAX：　03-3502-0566

【お問合せ】
TEL：03-3502-8621（平日10:00〜18:00、ただし土日・祝日を除く）