10/25のたまさん上京の際にやるインセインセッション用のイベントになります。
PCはたまさん、みゅーさん、サトゥさん、烏羽さんの4人になります。


ルール：「インセイン」ルールブック1のみ
ジャンル：ゴシックホラー
ワールド：本当は怖い現代日本
舞台：甲信越地方にある架空の町・村
シナリオの傾向：
インセインらしいインセインをやりたかったので、オーソドックスなネタです。
山奥の集落に、民俗学の調査に行った学生たちが、怪異に巻き込まれる話。
PC達は一般人なので、生い立ちとかに関わる秘密は出しません。
「普通の人が、おそろしい目に会った際の出来事」
というのを意識してプレイしてもらえると楽しめると思います。


導入：
「ああ、今時の学生さん達はこういうことにも興味を持たれるんですねぇ。
　 ……いえいえ、実に感心な事です。やはり学生の本分は学問を修めることですよね。
　この町の子供たちなんてすぐにファッションだゲームだのと行って、都会の方に出たがるばかりで…。
　おっと余計な話でしたね。
　それでご質問の伝承についてなんですが…」

調査の際、立ち寄った町役場の職員は、申し訳ないような表情を浮かべて続けた。

「いえね、この町の歴史的な資料については、ほとんど残ってないんですよ。
　何度かそういった資料をまとめようとしたという記録はあるんですが、
　不自然なくらい過去の記録とかが出てこなかったらしいんです。
　もちろん役所として管理している人口の記録とかはありますが…。
　欲しいのはそういう話ではないですよね？」

去り際に彼は、一つの話をしてくれた。

「この町の寺なんですが、もう少し山に入った村の中に本堂があるんです。
　昔、そこの住職さんに資料集めの協力を求めたそうなんですが、
　けんもほろろに断られたそうです。
　ただ、その住職さんも代替わりされているので、もしかしたら何か聞けるかもしれませんよ」

………

後日、件の住職に連絡を入れて見ると、会ってくれるとの約束をすることが出来た。
１０月も下旬に入り、秋の気配が深くなっていく山の中を、ゼミ生一行を乗せた車は進んでいく。
まさかこの後、あんな出来事に遭遇するとは、この時は誰も想像もしていなかった。


PCハンドアウト：

PC1：民俗学ゼミの卒業を控えた学生
あなたはXX大学の民俗学のゼミ生だ。
卒論のお題にするべく、ゼミの友人達との共同研究として今回の調査を提案した。
あなたの【使命】は、今回の調査によって、卒論を書くのに十分な資料を集めることだ。

PC2：民俗学ゼミの新入り学生
あなたはXX大学の民俗学のゼミ生だ。
PC1の調査の手伝いとして駆り出されたが、補助金も出る旅行だと思って、楽しむつもりだ。
あなたの【使命】は、今回の調査にかこつけて、旅行を楽しむことだ。

PC3：民俗学ゼミとの共同研究の学生
あなたはXX大学の学生だ。PC1とは友人であり、ゼミ生でこそないが、環境工学や地理学などを
学んでいたことから、そちらの方面からの知見が欲しいとのことで、共同研究を持ちかけられた。
あなたの【使命】は、今回の調査によって、共同研究として論文を書くのに十分な資料を集めることだ。

PC4：引率の職員
あなたは大学の職員(ゼミの教授、助教授、講師等)だ。
担当している民俗学のゼミ生の引率・付添役として今回の調査に同行している。
あなたの【使命】は、今回の調査によって、学生たちの共同研究を進める手伝いをすることだ。


NPC1：調査についてきた小学生
あなたはPC2の弟だ。
両親の都合と調査の日程の関係で、１人で留守番させるよりは、ということで、PC2の調査旅行についてきた。
あなたの【使命】は、PC2に適度にかまってもらいつつ、旅行を楽しむことだ。

NPC2：寺の住職
あなたは村の寺の住職だ。この村の寺を代々受け継いでいる家系である。
高齢化が進んでしまっている村を変えて行きたいと考えているが、いい案が思い浮かばない。
大学の調査の話が来たので、宣伝とか何か話が聞けないかと思っている。
あなたの【使命】は、村を活性化させるアイデアを得ることだ。


ハンドアウトについて：
ハンドアウトの【秘密】についてですが、当日、導入シーンの後に配布する予定です。
ルールブック1のP194に記載されている方法になります。
前述した通り、生い立ちとかに関わる秘密は出しませんので、PC作成については秘密に囚われずに
やっていただけると助かります。

PCの年齢について：
大学生であるという設定上、PC1〜3は18〜24歳くらいの年齢にしてください。

ハンドアウト希望については
10/10までに、第3希望まで紅崎に連絡してください。
(ツイッターのDMやmixiのメッセ等)