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開催終了荒井献 聖書講座2

詳細

2010年04月11日 00:50 更新

荒井先生の聖書講座『新約釈義 使徒行伝― パウロの第二回伝道旅行から ― 』
第2回のお知らせです。

今回のテーマは『デルベ、リュストラ、トロアスにて』です。
聖書箇所は使徒行伝(使徒言行録)16:1-10です。
参考テキストは『福音と世界』2008年9,10月号です。
前回の『出発 ― バルナバとの離別(15:36-41)』
も復習致しますので、 『福音と世界』2008年8月号〜10月号まで、
3ヶ月分を予習し、質問事項をご用意の上ご参加ください。

【費用】一般:1,000円/回
学生:500円/回(初参加の際、学生証のご提示をお願いするかもしれません)

【テキスト】・前半…『福音と世界』2008年8月号〜2009年7月号
・聖書(会場でも借りられます)

【受講申し込み】不要です。当日、会場までお越し下さい。

【内容】パウロの第二回伝道旅行に関するルカの記述(15:36-18:22)を批判的・歴史的に講述し、その問題性と歴史性を検討する。

【お問い合わせ】
中野桃園教会
電話 & FAX : 03-3387-2027
Email:momozono_church@yahoo.co.jp


講師紹介
 周知の通り、荒井献氏は日本を代表する聖書学者・教会史家である。氏はグノーシス主義研究の世界的開拓者の一人であり、イエスやパウロ、福音書記者についての多くの著書・論考に加え、『使徒行伝』の註解書(上巻)をも公にされている。こうした幅広い研究に一貫しているのは、「正統と異端」という言葉に象徴される教会の排他性と自己正当化の歴史に対する強い問題意識である。何をもって「正統派」を自任し、何をもって他者に「異端」のレッテルを貼るのか。「正統」が正しく「異端」は間違いなのか。「異端」から学ぶことはないのか。こうした問題意識が古代教会最大の「異端」とされたグノーシス主義研究へと氏を導いたのであり、それはまた「正統派」教会に対する鋭い批判を伴うのである。
 キリスト教はその成立のときから多様な考えを持つ人々を内包していたのであり、後の「正統派」に連なる単線の歴史が存在していたわけではない。しかし、イエスの死からエルサレム教会の成立、ユダヤ人への宣教から異邦人への宣教へ、そしてローマへと、単線の教会発展史がイメージされがちである。それは原始教会についてのほとんど唯一の資料である『使徒行伝』の提示する歴史像がそういうものだからである。だがそれは、行伝著者の意図するところなのであって、それをそのまま「歴史」として受け容れるわけには行かない。ここから歴史を再構成するためには、周到な文献分析が必要であり、それが釈義という作業である。
 本聖書講座では、『使徒行伝』の釈義とそれをとおした原始教会史の再構成が試みられる。受講者は、本物の聖書釈義と歴史再構成の実践を体験することができるだろう。
(上村 静)

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  • 2010年04月17日 (土) 土曜 午後3時〜5時
  • 東京都 日本キリスト教団 中野桃園教会・中野駅北口からサンロード商店街を抜け、早稲田通りを右に約500m進み、中野リサイクルセンターの角を右折、約50m直進した左手。中野区中野5−3−14
  • 2010年04月17日 (土) 締切
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参加者
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