妹尾美里リーダーライブとしては久しぶりのフロントの入ったカルテット編成。

8/4(水) 19:30 & 21:15
　妹尾美里(p) 嶋本高之(tp) 時安吉宏(b) 加納樹麻(ds)
　Mister Kelly's（大阪・西梅田）　

ご本人も気合の入っているこのライブ、質問に答えてもらいました。

Ｑ：師匠である嶋本高之(たかし)さんをゲストに迎えますね。ジャズでは、ピアニストではなく、トランペッターに師事されたのはどういういきさつからですか？
Ａ：嶋本さんが開催されているワークショップへ参加したことがきっかけです。
クラシックでもその後でもずっと、ピアノの先生に師事してきたのですが、ピアノの技術についてではなく、ジャズの理論やニュアンス、アンサンブルなど、ジャズにまつわる勉強がしたかったからです。
他の楽器の方との交流のきっかけにもなり、一番最初のリーダーライブの編成は、カルテットでした。

Ｑ：嶋本さんのオリジナル「エルメスの竪琴」を何度かライブでカバーされていますが、この曲についてコメントを。
Ａ：嶋本さん自身がライブで演奏されているオリジナル曲で、好きなものは他にもあるのですが、この曲はピアノ旋律のイメージで作られているものなんです。静寂の中に浮き立つ儚く美しいメロディと、内に秘められる熱い部分とが感じられる、とても素敵な曲です。
８月４日のライブでは是非やってみたいと思っています。

Ｑ：このライブについての聴きどころとメッセージをどうぞ。
Ａ：カルテット編成自体が久しぶりですし、嶋本さんと共演させて頂くのも、随分と久しぶりです。トッキーと樹麻さんの顔合わせも含め、今回はとても貴重な機会になると思います。
そして、ピアノと向き合いながら作ってきた曲たちに、フロント楽器を交えていくことでの広がりも、とても楽しみにしています。
嶋本さんの演奏はとにかく、ものすごい緊張感と温度。
この日、間違いなく素敵な音をお届けできると思っていますので、皆さま是非、聴きにきてくださいね！