mixiで趣味の話をしよう

mixiコミュニティには270万を超える趣味コミュニティがあるよ
ログインもしくは登録をして同じ趣味の人と出会おう♪

開催終了「日本における庇護:難民の保護、支援、定住をめぐって」 のご案内

詳細

2009年05月11日 18:10 更新

近年、日本の難民をとりまく環境は、大きく変化しています。2008年には難民申請者が1,599人まで増え、難民認定・人道配慮による在留特別許可等の増加は、日本における難民保護に関するイメージを変える要因にもなっています。第三国定住パイロットケース実施という閣議了解も大きな前進の一歩としての期待が寄せられています。2010年から3年間にわたり、日本政府はタイの難民キャンプから90人のミャンマー難民を再定住させ、日本において保護と定住の機会を提供することとなります。

しかしながら、難民申請者と難民はいくつかのハードルに直面しています。難民認定に関しては、現在の政策をより包含的にし、透明性と効率をさらに向上するための調整が必要です。収容やその代替措置を探すこともまた、難民申請者の精神的、身体的健康に影響を与える問題です。基本的権利へのアクセスを含めた、日本における難民申請者の処遇や、支援状況の一層の向上も、もうひとつの課題です。

さらに、難民の社会への統合・定住も重要な側面です。難民の日本社会への定住の成功のために必要となってくる戦略や事業内容などを再検討する時期に来ているのかもしれません。政府の第一義的な責任・役割に加え、NGOや他の地域に根ざした団体も、難民の定住の実現に重要な役割を果たします。

このような背景から、このたび外務省とUNHCR駐日事務所は当シンポジウムを開催することといたしました。

基調講演は緒方貞子JICA理事長(元国連難民高等弁務官)、逢沢一郎衆議院議員・UNHCR議連事務局長、エリカ・フェラー国連難民高等弁務官補(保護)によって行われます。政府機関、学術関係者、NGO等の専門家と難民自身により、難民保護と支援、そして定住と第三国定住に関する課題への取組みや期待などについて、パネルディスカッションを通じて議論がなされる予定です。ぜひご出席いただけますようお願い申し上げます。


■■スケジュール・お申込方法■■


日時:2009年5月15日(金)13:00-18:00
場所:国連大学ビル3階 ウ・タントホール
    (東京都渋谷区神宮前5-53-70)      
                      
定員:300名
言語:日本語・英語(日英同時通訳付き)
申込:入場無料。申込の受付は200951日から13日まで受け付けています。Eメール(jpntopro@unhcr.org)かFAX(03-3499-2272)で、ご芳名、ご所属、お役職名、お電話番号、Eメールアドレスを記載の上、お申し込み下さるようお願い申し上げます。(参加は先着順とさせていただきます)。外務省とUNHCRは、場合により、申込を却下する権利を有していることをご了承ください。

主催:外務省、国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所



■■プログラム■■

1. 12:30- 13:00 受付

2. 13:00 開会の辞(外務省)
西村康稔(外務大臣政務官)

3. 13:05-13:55 基調講演:
o緒方貞子(独立行政法人 国際協力機構[JICA]理事長、元国連難民高等弁務官)
o逢沢一郎(衆議院議員・UNHCR国会議員連盟事務局長)
oエリカ・フェラー(国連難民高等弁務官補[保護])

休憩

4. 14:00-15:00 日本における庇護と支援:
o背景:難民申請者の増加
o難民認定における公正性、効率・迅速性の重要性
o難民申請者の接受・支援の状況
oパートナーシップの拡大 (政府と市民社会)

パネリスト(50音順、敬称略):
o石川えり(特定非営利活動法人 難民支援協会[JAR]事務局長)
oジェローム・カス
o永野貫太郎(弁護士、日弁連国際人権問題委員会副委員長、難民審査参与員)
o山神進(立命館アジア太平洋大学[APU] 副学長)

モデレーター:上田秀明(外務省参与、人権 人道担当大使)
コメンテーター:エリカ・フェラー

5. 15:00-15:45 質疑応答

6. 15:45-16:00 休憩

7. 16:00-17:00 日本における第三国定住と定住:
o 背景:第三国定住パイロットケース導入の閣議了解
o (第三国定住難民を含む)難民の定住促進における議題と戦略
o 難民の定住のための政府、地方自治体、市民社会間のパートナーシップ

パネリスト(50音順、敬称略):
o 軽部洋(財団法人アジア福祉教育財団難民事業本部長)
o 志野光子(外務省人権人道課課長)
o Saw Ba Hla Thein (カレン・インフォメーション・スペースコーディネーター)
o 高橋秀和(横浜市都筑区福祉保健センターこども家庭支援課担当係長)

モデレーター:長有紀枝(特定非営利活動法人  難民を助ける会[AAR]理事長) 
コメンテーター:エリカ・フェラー


8. 17:00-17:45 質疑応答

9. 17:45-18:00 閉会の挨拶 ヨハン・セルス(UNHCR駐日事務所代表)

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!
  • 2009年05月15日 (金)
  • 東京都
  • 2009年05月13日 (水) 締切
  • イベントに参加する
  • 気になる!
参加者
1人