震災直後から１週間、避難所に壁新聞を張り出し、被災した市民に情報を伝えた石巻日日新聞社の１週間を描く。
　想像を絶する大津波が地域を襲い、広範囲にわたる停電、そして交通機関も通信手段も失ったあの日、人々は何が起きたのかさえも知ることができずにいた。石巻日日新聞社も社屋が浸水し、輪転機が水没するなど新聞印刷は不可能となったが、新聞用紙とフェルトペンを使って壁新聞を作成。石巻高、石巻中、門脇中、コンビニ店などに張り出して、震災の概要や避難所情報、全国からの支援の様子などを伝えて、市民を励ました。
　ドラマでは記者らの取材活動や行動を通して支えあいながら苦難を乗り越える地域の様子を描く。出演は中村雅俊さん、柄本明さん、戸田恵子さん、ＡＫＩＲＡさん（ＥＸＩＬＥ）、長嶋一茂さんら。今月５日には石巻市役所など現地でのロケが行われた。女川町出身で、支援活動を行ってきた中村雅俊さんは「皆さんに希望の光を届けることができれば、と思います」と話していた（引用：石巻日日新聞 http://hibishinbun.com/ ）