「さて、はやくも第九回のご案内を致します。」

ねー、月日の経つのは早いもんです。

「DMは全12回とおっしゃっていましたが、進捗はいかがでしょう？」

あー、遅れているねぇ。Lvアップも思ったよりも進んでない。や、まぁ、オレの好みとしてはこれ位がちょうどいいんだけども。

「前回でもまた、沢山のNPCが出てきましたね？」

うん、PLは覚えきれないだろうねぇ。
でも、まぁ、印象の薄いやつなんかは、どんどん殺して整理しちゃうし。

「死亡といえば、アイーシャの死を残念がる声もありますが」

や、もったいないけどね。しかし悪魔のやることだしねぇ、オッカナイよねぇ、悪魔。

「敵が悪魔であることを印象付ける、そのための必然であったという訳ですね。ストーリー進行の遅れに対しては、どう対処するおつもりですか？」

そりゃあなた、12話で足りなけりゃ足すだけですよ。「さらばキング・ナバロン」とか「ナバロンよ永久に」とか「ナバロン　愛の戦士達」とか。

「ここにいてアニパロですか」

うひひ。まぁ、いちいち副題をつけるのも面倒なんで、「キング・ナバロンの秘宝　完結編」ってタイトルで、ナンバーだけ増やしていくかなぁー。
エイリアン魔神国みてぇじゃん？（ゲラゲラ）

「……」

…あー、ところであなた、どなた？

「さぁ？私は誰でしょうね？」

え？なにその指に摘まんでる、気持ち悪いオデキみたいなのは？
何でそれをオレに向けるの？
ソ　レ　を　ど　う　す　る　の　？

「（ひどくやさしげに）こうするのよ、ぼうや」

ぎ　ゃ　ー　っ　！
（絶叫が闇に響き渡る）