2006年10月に発売されたファースト・アルバム『The Look of Love』では、 現在のジャズシーンをリードする若手ミュージシャンを起用し、 「キャラヴァン」や「マイ・フェイヴァリット・シングス」などのスタンダード・ソングから「マイ・ウェイ」、「リボン・イン・ザ・スカイ」などのポップス曲まで幅広く歌い上げた。 時代に捉われない新しい感覚がグレース・マーヤを印象付ける衝撃的なデビュー作となった。
2007年2月には老舗ジャズ・スポット「DUG」での最後を飾るライヴを収録したジャズ史に残るライヴ・アルバム『Last Live at DUG』を発売すると、 早くも次作の制作に取り掛かり同年10月には、3枚目のアルバム『Just the Two of Us』を発表。 アレンジャーにはポップス・シーンで数多くの有名アーティストを送り出してきた笹路正徳等を起用。 待望のオリジナル楽曲を2曲収録し、ジャズ、ポップス、ソウル、ラテンと幅広いジャンルのヒット・ナンバーをヴォーカル・スタイルに徹して挑戦した意欲作となった。 また、FM放送でのバイリンガル・パーソナリティが好評を得て、その隠された才能が開花した。 2008年7月には4枚目のアルバム『The Girl from Ipanema』を発売し、ボサ・ノヴァの新女王誕生とささやかれるような反響を得る。 現在は全国各地でのライヴ・スポットを中心に益々意欲的な音楽活動を続けている