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開催終了 「ほとりの朔子」公開記念 深田晃司監督&杉野希妃さん特集上映

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2014年03月26日 10:33 更新

シアターカフェでは現在名古屋シネマテークで公開中の映画「ほとりの朔子」の深田晃司監督と杉野希妃プロデューサーの特集上映を4/30(水)から開催します。名古屋では公開作品のなかった深田晃司監督は「歓待1.1」も名古屋シネマテークで同時公開されていますが、過去作品は名古屋未公開で貴重なものです。また杉野希妃さん短編特集としては、出演作だけでなく、監督作品も含んでおり、監督杉野希妃としての多彩ぶりも見ていただきたく思っています。ぜひ何かのおりにお取り上げいただけると幸いです。
                                 
Aプロ
「東京人間喜劇」(2008年/139分)
企画・監督・脚本・編集:深田晃司 出演:角舘玲奈、荻野友里、山本雅幸、古舘寛治、志賀廣太郎
製作:青年団 /(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
オールキャスト劇団青年団による初の本格長編映画作品。フランスの文豪バルザックの作品群「人間喜劇」に着想を得て作られた、単なるオムニバスでも群像劇でもない、映画の、映画による、映画にしかできない「世界の掴み方」を是非あなたの目でお確かめください。
「白猫」ファンであるダンサーのサインを求め、ふたりの女が雨音響く夜の街を駆け抜ける。女性の抱く願望と孤独が夜の帷に垣間見える。
「写真」アマチュアカメラマンの女の子が初めて開く写真展の一日を通して描かれる、友情への期待と失望。現代日本において消費されていく「芸術」の一風景が冷ややかに切り取られていく。
「右腕」欠損した身体を脳があるかのように認識し続けてしまう「幻肢症」をモチーフに、右腕を事故で失った夫とその妻の間に横たわる溝と孤独を描き出す。

Bプロ (計86分)
「いなべ」(2013年/38分)
脚本・監督・編集:深田晃司 出演:松田洋昌 (ハイキングウォーキング)、倉田あみ 
制作:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
養豚場で働く智広のもとに、赤ちゃんを連れた姉の直子が十七年振りに帰ってきた。「なんで帰ってきたの?」突然の帰郷に訝る智広に「理由いんの?」と直子は素っ気ない。ぽつりぽつりと記憶を辿るうちに、幼い頃に二人で埋めた「何か」を掘りに行こうと、昔と変わらぬ命令口調で智広を連れ歩く直子。やがて故郷を歩くうちに、姉と一緒に過ごした日々が蘇る。思い出と共に二人が掘り起こしたものとは一体? 沖縄国際映画祭の地域発信映画の一作として、三重県いなべ市の市民とともに作り上られた作品。氷見国際映画祭最優秀地域映画賞・主演女優賞・主演男優賞受賞
「ざくろ屋敷 バルザック『人間喜劇』より」(2006年/48分)
脚本・監督 深田晃司 絵画・美術 深澤研 製作:東映アニメーション
出演:ひらたよーこ・志賀廣太郎・堀夏子・山口ゆかり
19世紀フランス、ロワール河近くの丘隆地帯に建つ「ざくろ屋敷」に、ある日、謎めいた夫人とふたりの男の子が移り住んできた。母子は屋敷から離れず、密やかな生活を営んでいる。街の人々は美しい夫人の素性について噂をするが、誰もその過去を知ることは出来ない。バルザックの「人間喜劇」より、「ざくろ屋敷」と「二人の若妻の手記」という二つの物語を機軸に据えて、静止画を中心にドラマを形作る禁欲的な表現手法のもと、古典技法による緻密な絵画が観る者の想像力を捲き込みながら、映画にしかなしえない空間と感情の持続が試みられている。パリKINOTAYO映画祭新人賞受賞。

深田晃司監督プロフィール
1980年生まれ。大学在学中に映画美学校3期フィクション科に入学。2001年初めての自主制作映画『椅子』を監督、2004年アップリンクファクトリーにて公開される。その後2本の自主制作を経て、2006年『ざくろ屋敷』を発表。パリKINOTAYO映画祭にて新人賞受賞。2008年長編『東京人間喜劇』を発表。同作はローマ国際映画祭、パリシネマ国際映画祭に選出、シネドライヴ2010大賞受賞。2010年『歓待』で東京国際映画祭「ある視点」部門作品賞受賞。2013年には三重県いなべ市にて地域発信映画『いなべ』を監督。2005年より現代口語演劇を掲げる劇団青年団の演出部に所属しながら、映画制作を継続している。

Cプロ杉野希妃さん短編特集 (約60分)
「避けられる事」(2010年/21分/日本、マレーシア)
監督・脚本・編集:エドモンド・ヨウ プロデューサー・出演:杉野希妃 出演:篠原ともえ、高嶋寛
同級生が交通事故で死亡したことをきっかけに、地元で久々に再会した女友達ふたり。一夜を語り明かすうちに。ふたりにまつわるある因縁が明らかになる。モノクロとカラーを駆使した映像が美しい、喪失と無言の愛に関する映像詩。ロッテルダム国際映画祭招待作品
「残香」(2013年/13分/日本、マレーシア)
監督・脚本・編集:エドモンド・ヨウ プロデューサー・出演:杉野希妃 出演:オノエリコ、久藤今日子 
杉野希妃さんが3年ぶりにエドモンドヨウと組んだ短編。生け花を題材に、消えた恋人を探す探偵役を杉野さんが好演、エドモンド・ヨウの映像美が光る。
上海国際映画祭、台北映画祭招待作品
「桜桃書簡」(2013年/15分) 
監督・プロデュース・主演:杉野希妃
山形大学の依頼で作った大学紹介を前提にした初監督作品。大学生の姉と高校生の妹との手紙のやりとりとともに、山形大学の四季折々の風景が織り交ぜられた珠玉の作品
その他 杉野希妃さん監督・主演作品のスニークプレビューあり!

杉野希妃さんプロフィール
1984年広島県出身。慶應義塾大学在学中にソウルに留学し、2005年に韓国で映画デビュー。2010年に主演兼プロデュースした『歓待』(深田晃司監督)で、ヨコハマ映画祭の最優秀新人賞等を受賞。2012年『おだやかな日常』(内田伸輝監督)で沖縄国際映画祭の最優秀ニュークリエーター賞と女優賞、日本映画プロフェッショナル大賞の新進プロデューサー賞を受賞。女優兼プロデューサーとして、多数の作品を世に送り出し、国内外で脚光を浴びる。2011年に東京国際映画祭で、2013年に台北映画祭で杉野希妃特集が組まれる。『sala』(和島香太郎監督)、監督兼主演兼プロデュース作『マンガ肉と僕』が公開待機中。

上映スケジュール 4月30日(水)〜5/9(金)火曜日除く9日間
   14:00 17:00 19:00
4/30(水) − − C
5/1(木) − − B
5/2(金) − − C
5/3(土) A B C
5/4(日) A C B
5/5(月祝) A B C
5/7(水) A − B
5/8(木) A − C
5/9(金) A − B
料金 1プロ1500円(1ドリンクつき)
    2プロ2500円(1ドリンクつき)
    3プロ3500円(1ドリンクつき)
http://www.theatercafe.jp/schedule/screening/icalrepeat.detail/2014/04/30/878/-/
お問合せ等はmain@theatercafe.jp
どうぞよろしくお願いいたします。

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  • 2014年04月30日 (水) 〜5/9
  • 愛知県 名古屋市中区大須2-32-24 マエノビル2F
  • 2014年04月30日 (水) 締切
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参加者
1人