こんにちは。公共交通とやま市民応援団の原田です。

　５月２１日と２２日富山市にて｢第１０回全国路面電車サミット２０１０富山大会｣が開催されます。
　中心市街地の活性化と高齢化社会に向け持続可能な都市をめざし、富山市内を走る路面電車に昨年新規開業した環状線（富山地方鉄道富山都心線）の開業記念事業として「路面電車がつくる新しいまちづくりの形」をテーマに環状線が目の前を走る富山国際会議場をメイン会場に１日目は行政からの報告として?国土交通省から「ＬＲＴとまちづくり」について?富山市長から「ＬＲＴ環状線化とコンパクトシティ」についての講演会が開催され、２日目は市民による?全国路面電車愛好支援団体からの活動報告?路面電車クイズ大会?映像と討論による全国路面電車サミットフォーラムが開催されます。
また、このサミットに関連して富山県内の路面電車に乗車可能な記念フリー乗車券の販売や環状線が走る近くの大手モールではとやまの物産市も合わせて開催されます。
今回の開催ではローカル線を「都市の装置」として転換した富山ライトレールの開業から行政が建設し、民間が運営する「上下分離」による市内環状線の開業と公共交通を生かしたまちづくりをすすめる富山市から行政・事業者・市民の視点で考え、活動の輪を全国に広げる絶好の機会ではないかと思いますので皆様のご参加をお待ちいたしております。
お申込・お問い合わせは
http://romen-densha.toyama.to/

☆全国路面電車サミットについて
全国路面電車サミットとは、日本国内の路面電車が走っている都市においておおむね２年に一度開催されています。各都市の路面電車事業者、交通とまちづくりに関わる活動をしている市民や市民団体、国、地方自治体の地域交通担当者、学識経験者が一堂に会し、講演、話題提供、各都市の路面電車の現状や課題についての意見交換などから、地域ごと、あるいは全国に共通して存在する問題の解決の糸口を探り、公共交通の活性化と持続可能なまちづくりをめざす全国会議として、貴重な機会となっています。