★もちろん劇団公認上映となります

映画好きとして、演劇も見たいけど、なんだかんだと見ていない。
チケット代は高めだし勇気が必要だし…重い腰をあげるとチケット売り切れだし…。

ここ最近は、蜷川幸雄さんの葬儀で話題になった、藤原竜也さんを語るまでもなく
演劇で鍛えられた俳優は、小栗旬さんや佐々木蔵之介さんなどたくさん。

それは“演劇”ならでは。

【企画内容】

映画好きのための「演劇入門」として、
年間15万人を動員する「演劇集団キャラメルボックス」のDVD上映会をはじめ“演劇の魅力”を伝えるイベントを初開催します。

映画好きならぱ「演劇集団キャラメルボックス」の名前は知っているけど、見たことがない……なんて方は多いはず。

当日は、演劇と映画の歴史も紹介しつつ「演劇集団キャラメルボックス」の演劇的偉業、三谷幸喜さん、劇団★新感線、劇団四季などの見どころも解説します。

【企画の裏話】

1990年代のインタビューで、こんな質問をいつもしていました。

「もし、この世で最も面白い映画・演劇・ゲームがあったとしたら、どれがいちばん面白いと思いますか？」

深作欣二監督も、三谷幸喜さんも、宮本亜門さんも「演劇」と即答。

わたくしは“映画”がベストなエンタテインメントだと思っていますが、
同じ質問ならば自分も“いちばん演劇がおもしろい”と即答します。

またまだ演劇は可能性のあるジャンルだと思いますし、
そう感じるのも映画の歴史とも関わっているのかなと感じています。

【開催内容（予定）】

・元町映画館オススメ映画予告編上映
・演劇のキホン知識（演劇の歴史は2000年！、映画はたかが100年）
・1990年代の演劇ブーム（小劇場）の小ネタ（いまや某有名男優も「おっぱい山」にいた？）
・映画を越える演劇の可能性のはなし
・演劇集団キャラメルボックスの演劇史的功績のはなし
・演劇集団キャラメルボックス「広くてすてきな宇宙じゃないか」DVD上映（約60分）
・参加者で、感想座談会（事前アンケートもあります）
・演劇集団キャラメルボックスの1990年代のレア資料展示と閲覧（キャラメルファン必見！）

【開催概要】

日時：7月10日（日）15:00〜17:00（10分前開場、延長あり）
場所：元町映画館 2F［兵庫県神戸市中央区元町通4-1-12］
参加費：無料（カンパ大歓迎 上限500円）
http://www.motoei.com/

【演劇集団キャラメルボックス 2016年サマーツアー】

演劇集団キャラメルボックスの次回公演（2016年サマーツアー）は、とある一組の男女の物語を男性の視点から描く『彼は波の音がする』と、女性から描くストーリー『彼女は雨の音がする』。それぞれ東京と大阪にて開催。ゲスト出演は、福澤朗、武田航平。

そのため『カレカノ』と呼ぶキャラメルファンも。ふと少女漫画『彼氏彼女の事情』を思い浮かべるけど。
同じく男女別々視点の、辻仁成・江國香織競作『冷静と情熱のあいだ』っぽいのかも。
http://www.caramelbox.com


【主催者プロフィール】

中元文月（なかもとふみづき）

1990年にフリー編集者・ライターとしてデビュー。演劇・映画・ゲーム・インタビュー分野を中心に全国紙・専門誌にて編集担当・寄稿。元町映画館とお客さんが作る映画本「MOEBON」編集責任。今敏監督アニメ映画・某ハリウッド映画に企画参加、映画・DVD・演劇・ゲーム業界をほぼ同時取材・映画シナリオ企画に参加していたため、ジャンルを越えたマーケット分析やコンテンツ企画で、独自の視点を持つ。最近の肩書きは講師・メディアコンサル・映画バーマスター。
http://kanzo.net