岡淳(おか まこと)テナーサックス 12歳よりフルートを小澤美枝子氏に 師事し、16歳よりテナー・サックスを独学で始める。一橋大学在学中より宮ノ上貴昭&スモーキン、池田芳夫カルテット などで、ジャズシーンに頭角をあらわす。 1990年にバークリー音楽大学より奨学金を得て渡米。ボストンで2年過ごした後ニューヨークに移り、様々な演奏活動を 経験する。この間、ナイジェリア出身のヨルバ音楽の大御所、ババ・オラトゥンジ率いる、「DRUMS OF PASSION」にゲストソロプレーヤとして参加。また、滞米中に 篠笛をほとんど独学、というか我流ではじめ、ろくに吹けるようにならないまま大胆にもニューヨーク地下鉄でデビュー。 足に鈴をつけ、「南部牛追い歌」、「あさどやゆんた」、「こきりこ節」、「与作」等を吹いて荒稼ぎする。 94年に帰国後は、自己のバンド「KAIMA」を率いる他、小林陽一グッドフェローズ、 向井滋春、酒井俊、綾戸智絵、akiko、オレンジペコー等、様々なセッションで演奏する他、 SMAP、中島美嘉、sowelu、平井堅等のレコーディングにも参加。 リーダー作CDには"KAIMA", "PRIVATE", "punch!"があり、その他 「テナーサックスのしらべ」、「WE LOVE HORNS」の著書がある。
現在はサックス4人のアンサンブル”サキソフォビア”を中心に活動。
(CD情報) 緑川英徳 待望のファーストアルバム・モックヒル・レコード第一弾リリース
サキソフォビア等でお馴染みのアルトサックス奏者、緑川英徳(みどりかわ ひでのり)の、ストレートなジャズアルバム。永らくリーダー作が待たれていたが、今回テナーサックス奏者であり自ら録音も手がける、岡 淳(おか まこと)が新たに立ち上げた、ミュージシャンによるミュージシャンの為のレーベル、MOCK HILL RECORDSの第一弾アルバムとして、満を持してのリリースとなった。 ゲストに日本ジャズ界のリビング・レジェンド、今年76歳を迎えるベテラン中牟礼貞則(ギター)を迎え、ベース俵山昌之、ドラム江藤良人のカルテット編成。収録曲は表題曲をはじめ、スタンダード、ジャズ・ボサノバの名曲を全8曲。百戦錬磨の各人が、卓越した技術とセンスで、リラックスした中にも緊張感溢れるインタープレーを繰り広げる。 緑川はいわゆる「ミュージシャンズ・ミュージシャン」で、世間的な人気よりも、ミュージシャンの間で圧倒的に高い評価を受けているタイプだ。そんな緑川が20年以上のキャリアで1枚も自分のアルバムを作っていなかったことは不思議だが、今回「ミュージシャンによるレーベル」であるモックヒル・レコードから初リーダー作がでるというのは、ある意味必然であったともいえる。 録音、ミックスはすべて岡 淳により岡のプライベートスタジオであるMOCKORY HILL STUDIOで行われた。オープンリール・レコーダー2台とアナログ・ミキサー、スプリング・リバーブやテープ・エコーを使用してアナログにこだわった音作りとなった。アナログテープへの録音のもう一つの特徴は、録音後の編集が一切出来ないということである。また、ブース無しのスタジオで各楽器のセパレーションがとれないことから、部分的な取り直しも一切出来ない、つまり完全な「一発録り」である。その緊張感から、数々の音楽的「マジック」が生まれた。音楽制作の現場には「ドキドキ」が必要なのだ。レコーディング1曲目のファースト・テイクで、「では回りまーす」の声と共にオープンデッキのリールがシュルシュルと回り始めたときの中牟礼氏の「来た来たぁー!」という発言が、このレコーディングの雰囲気のすべてを物語っている。 アルバム・ジャケットの写真は緑川本人が撮影。作り手の想い、匂いの感じられる、ぬくもりのある作品となった
収録曲: 1. You Must Believe In Spring (Michel Legrand) 2. Flamingo (Edmund Anderson) 3. Felicidade (Antonio Carlos Jobim) 4. Star-Crossed Lovers (Billy Strayhorn, Duke Ellington) 5. Cheryl (Charlie Parker) 6. What Are You Doing The Rest Of Your Life? (Michel Legrand) 7. Berimbau (Baden Powell) 8. The Way You Look Tonight (Jerome Kern)
Recorded at MOCKORY HILL STUDIO 2009.2.23 Recorded and mixed by Oka Makoto Produced by Oka Makoto