1982年生まれ。カナダ出身。世界最大の子ども主体の国際協力団体Free The Childrenの創設者/責任者。 また、社会的企業Me to Weの共同設立者。カナダのトロント大学で平和紛争学を学び、現在はヨーク大学シューリック・ビジネススクールにてエグゼクティブMBAコースに在籍する至上最年少学生。 12歳のとき貧困のため権利を奪われ搾取されている児童労働の存在を知り、「同じ子どもの問題なら自分たち子どもで取組もう」と1995年にFTCを創立。以来、様々な年代の人々に世界の子どもが置かれている状況を伝え、子どもたちへの教育支援や、貧困家庭の自立を促す収入向上事業に取り組むなど問題解決のために多様なプロジェクトを行っている。 彼自身26歳にしてすでに50カ国以上の国の子どもたちを訪ね、人道支援や開発の取り組みを行ってきた。 プロジェクトはアジア、アフリカ、南米と広がり、今まで500以上の学校を建設し、その結果5万人以上もの子どもが教育の機会をもてるよう支援活動に従事してきた。 今までの教育と人権の分野での活躍が称えられ4つの名誉博士号が授与されており、2000年以降3回ノーベル平和賞にノミネートされている。 カナダにおいて民間人の受勲できるものでは最高位の勲章と言われている「カナダ勲章(the Order of Canada)」の最年少受勲者の一人。 2006年には子どものノーベル平和賞と言われる世界の子ども賞(WorldChildren's Prize)を、2007年には優れた社会起業家に贈られるスコール・アワード(Skoll Award)など数多くの賞を受賞している。 日本においては、2002年に尾崎行雄記念財団から平和に寄与する活動家に与えられる「咢堂賞」を受賞した。 また、英語や社会科の教科書にてクレイグやFTCの活動が紹介されている。