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開催終了山本陽子の詩を詠む会

詳細

2008年02月09日 05:44 更新

ただ詩を読むだけの会ですが、ご興味のあるかたはどうぞおいでください。
(場所が30人くらいしか入れませんので、定員があります、申し訳ありませんが)

   山本陽子の詩を朗読する会

   日時:平成20年3月2日(日) 午後2時ー4時
    (開場 1時半)
   場所: 三鷹市大沢2丁目2−8
     荒川修作のつくった 三鷹天命反転住宅 202号室 倉富方
    (吉祥寺・三鷹・武蔵境などからバス 大沢、大沢十字路下車)
     http://jomon-stretch.no-blog.jp/

   読む人: 得丸公明
   読む詩: 「神の孔は深淵の孔」(500行、約60分)
     「遥るかする、するするながらIII」(約20分)

会費: 事前予約 500円、当日 1000円

メール予約: shinraiへのメッセでお願いします。あるいは、 
 shinrai669669@yahoo.co.jp  かならず予約で確認してください。

コメント(5)

  • [1] mixiユーザー

    2008年02月09日 11:31

    山本陽子 「神の孔は深淵の穴」

    第454行ー499行 
    わたしたちは、非常なる死者のもとにあって
            よみがえってはいない
    だから死者の底からの深い静かなつぶやきに
            耳をかたむけずには
            いられない
            言葉いじょうの言葉
            沈黙のなかの沈黙
    深淵にこだまするつぶやきの暗烈なる響きに
            目をとどろかせずには
            いられない
        そしてわたしたちも だまっている

    正常がかくも静かな非常であり
    日常がかくも単調な正常であることの
       深いいかりからかなしみがたちのぼる
    最大のしっぽが最小の口にくわえられている(最大のしっぽが・・・)
       一瞬の この時の時に
       峻烈なる風が かくも静かに
       秋が これほど冷たく
       むすぼれて
       沈黙のみが
       ただひとつの言葉を発し
       壁のみが
       ただひとつの向背骨となるがゆえに
       屹立する 外なる壁のあいだ
       内なる壁の逆理をひめて
    わたしたちは、壁のみによってむすばれる

    秋の白いかがやきが 蒼い空に凝固して、
    熱をうしなったかがやきが、ひかりその
    ものとなるときにあって
       この等質価の世界のあいだ
       互の顔をば 知ることなく
       虚空のなか ただ関係のみが ある
       ひとりひとり、ひとりはひとりと
       逆転は、ただそれがためにあって
    わたしたちは、それによって むすばれて
                  ある
     絶望によってむすばれて、しかもおのれはつねにひとりであるこ
    とは、すばらしいことである。そこにはめくるまめく高みと、骨を
    きしませる深淵があって、人間が、おのれ自身となることのできる
    広大無辺な空間をやどしているからである。人間が飛ぶことができ
    て、しかも飛ぶことを拒絶する、それもすばらしい試みでありーー
    なぜなら水平から、垂直に落下していけるのだからである。無限の
    落下は無限の上昇に限りなく接近する。
     ただ 飛ぶことを すべての人々が、おそるおそるではあっても、
    いま はじめなくては、人間が飛んでいく彼方もない。人間が飛ぶ
    ときにのみ、空間は創造されてそこにある。
  • [2] mixiユーザー

    2008年02月18日 22:51

    チラシのまねごとです
  • [3] mixiユーザー

    2008年03月07日 21:38

    遥るかする、するするながら?  です

    http://jp.youtube.com/profile_video_blog?user=dakepose
  • [4] mixiユーザー

    2009年05月04日 15:15

    山本陽子が詩を掲載していた詩誌「あぽりあ」の紹介です。

    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1156109019&owner_id=13668040
  • [5] mixiユーザー

    2009年05月04日 15:18

    山本陽子が詩を掲載していた詩誌「あぽりあ」についての資料?中村文昭氏のエッセイについて。詩誌「あぽりあ」の精神がわかるかもしれません。よかったらどうぞ。
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1156805364&owner_id=13668040
mixiユーザー
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