講座内容
現下、世界は新・帝国主義体制である。米露中はじめ、経済では保護主義的傾向が増し、権益のブロック化が志向される。国家は自己保存の生き残りに、一層しのぎを削っているのだ。尖閣、竹島、北方四島。ナショナリズムの火種となっている領土問題における各国の振る舞いも、新・帝国主義という視点で捉えると、「狂熱」でなく「合理性」を有していることがわかる。表層の事象に留まらず、根源的な歴史哲学まで敷衍し、ナショナリズムについて考察する。
　
<関連書>　
『帝国の時代をどう生きるか』佐藤優著（角川書店）　当日販売します。

受講料（税込み）
会員 2,940円　　一般 3,570円