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開催終了講演会「古代海洋民族からの手紙 風まかせ 潮まかせ 葦船の旅」のお知らせ

詳細

2009年05月20日 00:15 更新

安房葦船祭実行委員会は7月19日20日に開催される「安房葦船祭2009」にむけて、準備を進めています。

6月13日には、葦船の長距離航海経験を持つ石川仁氏の講演会を南総文化ホールの大会議室で開催することになりました。
葦船での生活、葦船の不思議な魅力、いろいろ語っていただきます。



冒険家石川仁講演会
「古代海洋民族からの手紙 風まかせ 潮まかせ 葦船の旅」

六月十三日(土) 午前十時より
聴講料五百円(テキスト代)
会場 南総文化ホール大会議室(館山市北条)

お問い合わせ080−6689−4512(吉良)

主催 安房葦船祭実行委員会
後援 南房総市教育委員会 館山市教育委員会



葦船とは、行きたい場所に向かう船ではなく、
自然と共に行くべき場所にたどり着く船のこと。

前から風が吹けばバツクして、横から風が吹けば横に流れ、
風が吹かなければ、ジッーと待つしかない船。
そもそも、風は最初から最後まで一直線に吹くことなんてないのだから。

いつどこにたどり着くかわからないという一見無謀な航海は、
人間が自然をコントロールしていくのではなく、
自然にゆだねるという感覚を思い出すための旅。

だから船の上で心を開くと、風からの声、星からの言葉、
そして海の世界の知恵が聴こえてくる。
その時、自分と自然との境目が消え、
「自然と共にある」とか「ない」とかの向こう側まで行くことができると思う。

そして、そんな海から学んだ感覚を伝えていくことが
葦船の目的であり、役割であるような気がする。



石川仁(いしかわ じん)
冒険家。葦船職人。大学時代のアメリカ・ヨーロッパ・南インドを旅した後、東アフリカからラクダとともにサハラ砂漠2700キロ単独横断をする。そのあと、アラスカでイヌイットのひとたちと生活。日本に戻り、千葉まで自転車の旅。サンディエコから半年かけ陸路で南米に渡り、コロンビアのオノリコ川をで下る。ペルーで観光ガイドをしながら葦船の作り方を学び、日本人五人とチチカカ湖をスペイン人キティン・ムニョス
(葦船マタランギ号船長)と出会う。マタランギ1〜3号の建造と船。22005年5月に日本で葦船カムナ号を建造、高知から伊豆まで航海。2007年伊豆大島で為朝神社を建て替え、現在、葦船学校、講演会などで活動中。

葦船(あしぶね)
数千年前から存在する最古の船で、葦を束ねて縄でくくっただけの原始的な船。南米、エジプト、シュメール、ポリネシアなど、世界中に葦船の記録が残っている。かっての海洋民族達は葦船で海を渡り、大陸間の文化交流の担い手となっていたのではないかと考えられている。



○今年も安房葦船祭を開催します。

日時 2009年7月19日(日)20日(月・祝日)
会場千倉漁港(詳細は決まり次第、お知らせいたします)

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  • 2009年06月13日 (土) 主催:安房葦船祭実行委員会
  • 千葉県 南総文化ホール(館山市北条)
  • 2009年06月13日 (土) 締切
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参加者
1人