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開催終了黒田監督講演会『フランダースの犬』が教えてくれること〜忘れてしまうには、もったいない名作〜

詳細

2007年09月04日 17:13 更新

シブヤ大学の9月受講講義でフランダースの犬の監督である黒田昌郎監督がフランダースの犬を制作での様々なお話をする講義があります。まだ座席に余裕があるそうですので、この機会に皆さんぜひご参加下さい。

シブヤ大学のページより受講窓口があります。

http://www.shibuya-univ.net/class/detail.php?id=116

こちらで登録をお願いします。

2歳の頃にお母さんを亡くしてしまったネロは、ジェハンじいさんとふたり暮し。
貧しい家計を助けるために、毎日ミルク運びの仕事を手伝う働き者の10歳の男の子が、金物屋の労働犬としてひどい仕打ちをうけているパトラッシュと出会います。

貧しくても、不条理な出来事にもくじけず、ただ日々の生活を自分たちなりに生きる純朴な彼らの物語。それが、名作劇場『フランダースの犬』です。

最終話。
「とっても眠いんだ」とネロがパトラッシュを抱きかかえるようにうずくまり、念願のルーベンスのマリアの絵の前で「僕は今、すごく幸せなんだよ」と静かに眠りにつくシーンに、当時、全国の視聴者が号泣したことはあまりにも有名。

原作は文庫版でわずか70ページ弱の物語。
それを、1年間52話にまで仕立て上げた生みの親が『フランダースの犬』の監督・黒田昌郎さんです。

「今まで自分の好きな映像を作るという仕事をしながら、ここまで生きてこられました。1週間に1回しか家族と会えない日々も送りましたが、自分は本当に幸せだと思います。できれば、死ぬまでこのまま好きな映像の仕事を続けていければと思っています。」

1975年から1年間かけて放送された名作劇場『フランダースの犬』。
これを名作としてしまっておくのはモッタイナイ!

「ネロ少年は、貧しくても一杯のスープとおじいさんとパトラッシュがいてくれれば幸せなんです。現在の飽食の時代に、満ち足りていてもまだ不満で、事件が起きたりするこの時代に、もう少しネロ少年を見習ってほしいなと思います。」と黒田さん。
満ち足りているようで、何かが物足りない現代だからこそ私たちは学べることがあるのだと思います。

2007年、『フランダースの犬』ふたたび。

【宿題】
当日の授業をより楽しむために、ぜひ事前に「フランダースの犬」もしくはアニメを105分にリメイクした「劇場版フランダースの犬」をご覧になってください。

シブヤ大学 黒田監督講義 サイト
http://www.shibuya-univ.net/class/detail.php?id=116

シブヤ大学
http://www.shibuya-univ.net/

コメント(17)

  • [1] mixiユーザー

    2007年09月04日 18:08

    情報ありがとうございました!!!
    さっそくボクも申し込んでみました。始めてみたアニメがフランダースなので思い入れはでかいです〜。間に合うのだろうか??
  • [2] mixiユーザー

    2007年09月05日 12:03

    >りんりんさん

    はじめまして。
    いえいえフランダースの思いいれがある方々に
    せっかくいいイベントなので、参加していただけると
    嬉しいなとおもったまでなので。
    僕も、フランダースの犬はリアル世代ではないのですが、
    かなり子供心に衝撃を受けたものです。
    僕もどこかでこっそりと参加してます。
  • [3] mixiユーザー

    2007年09月05日 12:49

    時間的にぎりぎりいけるかな・・・という感じになってしまいました(涙 始まるギリギリに来る人がいたらボクですw
  • [4] mixiユーザー

    2007年09月06日 16:07

    涙行きたいです〜〜。でも仕事で無理。

    あつかましいですが参加者の方で、当日の感想など
    書き込みして下さる方がいればいいなと・・・。
  • [5] mixiユーザー

    2007年09月06日 17:20

    サマーさん>
    ぼくなんて仕事切り上げてこっそりいきますからw
    感想言えるほどエラくはないですが、素直な気持ちをお伝えできれば^v^
  • [6] mixiユーザー

    2007年09月06日 18:33

    りんりんさん、こんばんは。
    宜しければ是非聞かせて下さいッ耳ぴかぴか(新しい)

    何が偉いってこの作品、ディズニーの「リトル・マーメイド」(人魚姫)みたいに
    原作のラスト変えてまで子供向けにハッピーに終わらせるんじゃなく
    厳しい現実をあえて忠実にアニメ化した所ですよね。

    ああ〜、貴重なお話色々聞きたかったな〜泣き顔
  • [7] mixiユーザー

    2007年09月06日 19:16

    さすが!!そうなんですよ〜。あの惨いラストがいぃんです。
    人生そんなに甘くない感を子供心に植え付けられましたw
    でも、フランダースの犬が今でも好きって人は、自分でいうのもなんですが他人の痛みがわかる人だとおもいます(ボクの周りだけかもw)自分的には子どもに夢ばかりみせてはいけないと思います。
  • [8] mixiユーザー

    2007年09月07日 12:17

    サマーさん、りんりんさん

    昨日あたり東京が大変だったんで、全然見れなかったんです。
    おいてけぼりのようで。
    僕も当日いますので、後日にでも、いろいろと書いておきます。フランダースの犬が、こんなにみんなの心に残るのは、やっぱりすごいな。
  • [9] mixiユーザー

    2007年09月07日 12:48

    カズさん>
    ボクもここで思ったことを素直に書ければと。文章ベタですけど・・^v^: 
    DVDを全巻揃えたいんですけど、金銭的に余裕が
    ないので、子どもができるまでには集めようと思ってますw
  • [10] mixiユーザー

    2007年09月07日 18:57

    初めまして。私もフランダースの犬が大好きです。講義に行くには登録が必要なんですよね?パソコンが家に無いんで実家に来週帰ったら登録しようかと思います。多分1人で行きます。9月はこの日しか無いですか?
    私もDVD全巻集めようと思ってます。まだ子供は居ませんが子供に見せる予定ですわーい(嬉しい顔)
  • [11] mixiユーザー

    2007年09月08日 22:46

    毎月違う講師が1回行うようですよ☆
    今後2回やるのかわかりませんが・・・
  • [12] mixiユーザー

    2007年09月12日 22:11

    そうなんですかー(長音記号2)ありがとうございますぴかぴか(新しい)
    ホームページ見てみます手(パー)
  • [13] mixiユーザー

    2007年09月15日 23:02

    今日お話をお伺いにいきました☆
    合間合間にアニメ版のVTRを見せられたのですが、
    一人ひっそり泣いてしまいました(話と関係ない??w)
    有意義な時間を過ごせたことに感謝です。
    (しかし、客の入りの少なさに驚いてしまいました・・・。
    素晴らしい作品が忘れ去られようとしているのを肌で感じました。なげかわしいことです。)

    作品を作られた黒田監督が好きなシーンやおじいさんの死の解説
    。意に反して宗教色の強い作品であるなどなど・・・。

    一番重要なのは、小さな幸せをどれだけ感じ取ることができるかで幸福度が変わってくるとのこと。人間の基本なんだけど忘れがちになってしまっている自分を反省しました。


    子どものころ感じなかった部分が知れたりしておもしろかったです(映画版ではアロアの20年後が描かれていることは知りませんでしたしw)

    また監督がネロを通じて子どもに何を伝えたかったのかという基本軸をはずしていなかった自分がうれしかったです。
    仕事を差し置いて聞きにいってほんとよかったです☆
  • [14] mixiユーザー

    2007年09月15日 23:56

    りんりんさん、こんばんは〜夜

    お帰りなさいッ湯のみ、ついに聞きに行かれたのですね!
    くうぅ・・・行きたかったです涙
    書込み有難うございます。

    宗教色といえば・・・。
    私はあくまで‘音楽として’賛美歌が大好きなんですが、
    作中、確かネロが天使に運ばれるシーンだったと思いますが
    「主よ みもとに近づかん」が流れていたのに驚きました。
    この作品を作ったスタッフさんの、丁寧な仕事に感動!
    こだわりが感じられました。

    私ももし行ってたら泣いてたな・・・。
    おじいさんの顔とか思い出すだけでウルッとくるんで涙
  • [15] mixiユーザー

    2007年09月16日 00:04

    サマーさん>
    伝わりましたでしょうか???つたない文で申し訳ないですw
    ボクもおじいさんが出てだけでだめでした・・・あのパジャマ姿
    は反則ですw しかも、パトラッシュの「クゥ〜ン」という哀しい鳴き声にノックアウトしました・・・
    細かい所を突っ込むと粗が出てくるのは当然なので、純粋にあの頃に帰って観る重要性をあらためてしらされました☆


    宗教というのもあくまで裏テーマなので、そんなに気にすることはないと思うのですが。宗教のことはよくわかりませんのでこれ以上公言はいたしませんが・・それを越えて純粋にあの作品が好きなわけなのですw
  • [16] mixiユーザー

    2007年09月16日 01:07

     こんばんは。
     こちらでの参加表明はしなかったのですが、今日、聴いてきました。
     りんりんさんのおっしゃるとおり、聴講者はだいぶ少なかったですね。たしか定員が128名だったと思うのですが、会場にはその半分くらいしかいなかったのではないでしょうか。
     それでも、僕は、作品が忘れかけられているのではないかという心配には及ばないと思いました。聴講者が若い人中心だったからです(僕もその一人です)。これは、再放送やDVDなどによって、作品がきちんと後の世代に伝わっているということではないでしょうか。

     【講義の内容】

     おじいさんの臨終のシーンや、ネロが一人で棺桶を運ぶシーンに監督が込めた思いを聞いて、驚きました。おじいさんの亡骸をネロが一人で運ぶシーンは、「大人社会から縁を切り、自分の力で生きて行こう」という彼の決意を表したのだそうです。
     
     この作品はネロの死で終わるのですが、監督は「死の悲しみではなく、生きる喜びを感じ取って欲しい。」とおっしゃっていました。実はこれが、この作品をとおして監督が最も描きたかったのことなのだそうです

     最後の質問コーナーで僕は「ネロはおじいさんの死後、ミッシェルおじさんのもとへ行けば生きられたはずだ。しかし彼はそうはしなかった。これは生きるチャンスを自ら捨てたことにはならないだろうか。」という主旨の質問をしました。
     この問いに対する監督の答えは、僕なりにまとめれば「大人たちから拒絶された結果、ネロは一人で生きていく決心をした。だから、ミッシェルを頼らなかったことを、ネロが自ら生を放棄したとは解釈しないで欲しい。ネロの、一人で強く生きようとした面に注目して欲しい。」とのことでした。

     ずっとお聞きしたいことだったので、今日監督ご自身からお返事をいただくことができてとても嬉しかったです。嬉しくて、講義の後もしばらく興奮がさめませんでした。
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  • 2007年09月15日 (土) 15:30〜17:00
  • 東京都 東京都渋谷区 電力館/TEPCOホール(8階)
  • 2007年09月13日 (木) 締切
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