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開催終了【東京】検察の冤罪作りとメディア(第26回人権と報道を考えるシンポジウム)

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2010年12月18日 13:02 更新

日 時:12月18日(土)13:30〜17:00
会 場:青山学院大学・総研ビル(5階・14509教室)
所在地:東京都渋谷区渋谷4丁目
地 図:http://map.yahoo.co.jp/pl?type=scroll&lat=35.6615117676661&lon=139.70869648822148&z=18&mode=map&pointer=on&datum=wgs&fa=ks&home=on&hlat=35.6615117676661&hlon=139.70869648822148&layout=&ei=utf-8&p=
資料代:500円
主 催:人権と報道・連絡会

 厚生労働省の村木厚子局長が逮捕・起訴された「郵便不正」事件で、大阪地裁は9月、村木さんに無罪判決を言い渡しました。この「検察不正」事件は、大阪地検特捜部の主任検事が証拠のフロッピーデータを改ざんしていたことが発覚し、当時の特捜部長、副部長も逮捕される事態に発展、特捜検察の捜査手法にかつてない批判の声が上がっています。

 しかし、3人の逮捕後、検察批判は「証拠改ざん問題」に矮小化され、最高検も3人の逮捕・起訴で、今回のケースを「特殊事例」とすべく事件の幕引きを図っています。

 今回の「検察不正」事件の根本問題は、大阪地検特捜部が村木さんの無実を知りながら事件ストーリーを捏造し、「村木逮捕」に向けて関係者の「虚偽自白」調書を作ったこと、さらに「村木逮捕・起訴」は大阪高検・最高検のゴーサインを得て行われたこと、すなわち、「村木事件」が、検察総体が関わった「捏造による権力犯罪」であることです。

 FD改ざんは「氷山の一角の一角」です。証拠改ざんを生み出した特捜検察のあり方はもとより、「国策捜査」を始めとして数多の冤罪を繰り返してきた検察の体質、そして法廷証言より検察調書を優先し、冤罪を追認してきた裁判こそ問われなければなりません。

 同時に、「検察=正義」として検察リーク情報を垂れ流してきたメディアも、その報道責任を厳しく問われるべきです。「冤罪の共犯者」として責任を自覚し、徹底的な報道検証を通じて、冤罪加担・人権侵害報道を繰り返さないための報道改革が求められています。

 検察の冤罪作りの姿勢は、現在進行中の「布川事件」再審公判や「氷見事件」国賠訴訟にみられる通り、冤罪が露見した場合にも改められず、「証拠隠し」「責任回避」に汲々としており、メディアもその問題点を持続的に追及・報道しようとしていません。

 シンポジウムでは、こうした検察の「冤罪作り」捜査、裁判所の「自白調書偏重裁判」、その「共犯者」としてのメディアの報道の問題点を明らかにし、冤罪と報道被害をなくすためにいま何が必要か、パネリストの発言をもとに、参加者とともに討論します。「FD改ざん」をスクープした板橋記者から、その取材経緯を聞ける初めての機会でもあります。

〈パネリスト〉

布川事件冤罪被害者・杉山卓男さん(再審公判中)
弁護士・中西祐一さん(氷見事件国賠訴訟弁護団)
ジャーナリスト・青木理さん(特捜検察の「国策捜査」を追及取材)
朝日新聞記者・板橋洋佳さん(郵便不正事件「FD改ざん」をスクープ)

〈司会〉

人権と報道・連絡会世話人の浅野健一さん(同志社大学教授)

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  • 2010年12月18日 (土) 13:30〜17:00
  • 東京都 青山学院大学・総研ビル
  • 2010年12月18日 (土) 締切
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参加者
1人