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開催終了ヨーロッパ 元気な若手独立系制作者たち(『みんなで育てるアニメーション』プレ・イベント)

詳細

2008年06月25日 11:20 更新

会場 愛知芸術文化センター12F・アートスペースEF
   http://www.aac.pref.aichi.jp/
     
参加 1000円
   ※定員55名/なるべくご予約ください
   人数、お名前、ご連絡先を「どりんこ」までメッセージください

主催 ANIMATION TAPES(アニメーションテープス)

内容 上映とトーク

講師 伊藤裕美氏(オフィスH代表)


アニメーションが誕生して100年。ヨーロッパは、技術と芸術の両面で中心でした。ハリウッド長編の大作や日本の宮崎作品などの成功を経て、アニメーションは多くの人たちにその存在をアピールしています。そして今、ヨーロッパでも長編作品が活気を帯びています。スタジオ制作の劇場公開作品がある一方で短編作品も元気です。デジタル技術を用いた制作が普及し、制作のすそ野が広がりました。各地の映画祭公募には1000本を超す作品が集まります。ヨーロッパでも短編作品を支えるのは独立系作家や若手です。日本では、長編やテレビのアニメを商業作品、短編や実験的作品をアートアニメーションと呼びますがヨーロッパでは短編を自主制作する作家が”商業作 品”に参加しその逆も多く、その間には日本のような壁を感じません。彼らの違いといえば、作風や規模くらいです。その理由は、制作に携わる一人一人が独立していて、社会もアーティストの多様な生き方を尊重しているからではないでしょうか。そんなヨーロッパのアニメーション作家の一面を、作品を交えながら紹介します。


■上映予定作品(一部、変更の可能性がございます)

『デンマークの詩人』14分24秒/監督:トーリル・コーヴェ
製作:Mikrofilm As(ノルウェー)、National Film Board of Canada
デンマークの詩人とノルウェーの女流作家との
不思議な因縁を名女優リヴ・ウルマンが美しく語る。アカデミー賞受賞。
※9月の海外アートアニメーション@トリウッド 2008秋で国内初の一般公開予定、日本語字幕が間に合えば上映

『鏡の中に』5分/監督:エーリック・ローセンルンド
製作:Erik Rosenlund
学生時代の「The Dark Side of the Morning」のスタイルに戻った
学生時代に頭角を表した、陰影の手描きスタイルに深みを加え、
嵐の夜の少女の恐怖を描 く。カンヌ映画祭出品。
※9月の海外アートアニメーション@トリウッド 2008秋で国内初の一般公開予定

『赤いうさぎ』8分/監督:Egmont MAYER
製作:FILMAKADEMIE BADEN-WUERTTEMBERG(ドイツ)
アパートで一人で暮らす男は人付き合いが悪い。
階下の女性が砂糖を借りに来ても素っ気ない。
男には誰にも知られたくない秘密の同居人がいたからだ・・・

『オフィスの騒音』3分45秒/監督:Mads Herman JOHANSEN, Torben SOTTRUP, Karsten MADSEN, Laerke ENEMARK
製作:THE ANIMATION WORKSHOP(デンマーク)
静かな朝のオフィス。ニワトリは一人仕事に集中する。
そこに、静寂を破る足音。臨席のゾウが出社したのだ。
本人に悪気はなくても、騒音が思いがけない悲劇を招くこともある。

『ハッピーエンドの不幸なお話』7分/監督:レジーナ・ペソア
製作: Folimage, National Film Board of Canada, Ciclope Filmes, Arte France
人と違っていたいと望まないのに、違ってしまう人がいる。
そういう人たちは、群衆の中に紛れて、別人のようになってしまうこと。
そして、違いを隠そうと必死になっている。
周りの人たちが、その違いを受入れさえすれば、何事もないのに。
アヌシー国際アニメーションフェスティバル(グランプリ、他)、広島国際ア ニメーションフェスティバル(国際審査員特別賞)

※その他、フランスなどの作品を上映予定、正式な上映作品は7月半ばに決定です


■トーク

オフィスH(あっしゅ)代表、伊藤裕美さんに
ヨーロッパの若手独立系制作者を中心とした短編作品の現状のお話を伺います。

伊藤裕美氏プロフィール

外資系ソフトウェア会社等の広報宣伝コーディネータや、旧エイリアス・ウェーブフロントのアジアパシフィック・フィールド・オペレーションズ地区マーケティングコミュニケーションズ・マネージャを経て1999年独立。海外スタジオ等のビジネスコーディネーション、メディア事情の紹介をおこなう。EU圏のフィルムスクールや独立系スタジオ等と独自の人脈を持ち、西欧やカナダのショートフィルム/アニメーションの配給・権利管理をおこなう。自主企画として、短編映画館・下北沢トリウッドでアニメーション特集上映を毎年主催。また、海外ショートアニメーションのコンピレーションDVDのピクチャーブック「プチシアター」シリーズを企画発売。2007〜08年は、カナダ国立映画制作庁とBravo!FACTが主催する、CJax〜日加ショートアニメーション・エクスチェンジ(若手アニメーション作家の国際デビュー支援プロジェクト)の日本事務局を務める。1999年より毎年、世界最大規模のアヌシー国際アニメーション・フェスティバ ルに参加し、プチ・セレブ気分でアニメーション三昧の1週間を過ごすのが趣味。

HNews http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp


■懇親会

イベント終了後、場所を変えての懇親会を予定しています。
参加希望の方はなるべくご予約ください。
参加費は各自飲食代実費(3000円程度)の予定です。

コメント(1)

  • [1] mixiユーザー

    2008年08月01日 06:59

    ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました。

    今年のアヌシーでの映画祭のお話に始まり、
    ヨーロッパ、そして北欧で活発になっている
    アニメーション制作の現状についてご紹介いただきました。
    お話と作品上映を交互にしての進行で、とてもわかりやすかったです。
    『ハッピーエンドの不幸なお話』を2年ぶりに拝見し、
    とても心に残るものがありました。

    イベント後は近くのカフェでお茶とご飯の打ち上げをし
    なごやかに終了しました。
mixiユーザー
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  • 2008年07月27日 (日) 日
  • 愛知県 愛知芸術文化センター12F・アートスペースEF
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参加者
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