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開催終了スタン・ブラッケージ『幼年期の情景』他上映

詳細

2008年06月12日 16:21 更新

スタン・ブラッケージは、コロラドの山奥でカメラをまわし続ける。
雪と氷のなかで、子どもたちとジェーン、動物たちと過ごした日々。
『幼年期の情景』シリーズ4作品を、日本で初めての一挙上映!

2008年6月13日(金) なかのZERO視聴覚ホール
15:00『夜への前ぶれ』Anticipation of the Night 40min. 1958
     『自分自身の眼で見る行為』The Act of Seeing with one's own eyes 32min. 1971
17:00『DOG STAR MAN』完全版 75min. 1961-64
19:00『幼年期の情景』Section No.1〜4  Scenes from Under Childhood
      140min. 1967〜1970
※すべてスタン・ブラッケージ作品 16mm映画 

●会場:なかのZERO視聴覚ホール
(JR中野駅南口下車徒歩8分/TEL:03-5340-5000)
●料金:1,000円(各回入替制)
●主催:ミストラルジャパン、One's Eyes Film   問合せ:042-380-8270


『 幼年期の情景 』 Scenes from Under Childhood  
 Section No.1〜4  140分 サイレント 1967-1970年
(Section No.1/25分/1967・ No.2/41分/1969・ No.3/28分/1969・ No.4/46分/1970)
赤と黒い画面の繰り返しから映画は始まる。知覚が無垢の状態とはいかなるものか?
幼少の子どもたちとコロラド山中での生活の様子が、多重露光、コマおとし、フェードイン・アウト、ネガポジ反転等の様々なフィルムテクニック上に展開される。
雪と氷、結晶が見られる厳寒の外と、子どもたちがベッドの上を裸で戯れる家の中。家族で過ごす日常の様子を、まだ色を認識していない胎児から新生児の頃のイメージ(瞼を閉じたときに現れる赤や緑、青、紫、黒の画面)と共に丹念に織り込んでいく。
子どもたちを捉えた画面に、結晶のような光が乱舞するさまは圧倒的に美しい!

『夜への前ぶれ』 40分 サイレント 1958年
ドアが閉まる影、昼間の草原、夜の遊園地、ベッドで寝入る子どもたち。たえずカメラは揺れ、彷徨い続ける。生と死を昼と夜の反復的映像で捉えた「夜への前ぶれ」は、人間の内面に潜む心の闇を視覚的にあらわにした画期的な作品である。

『自分自身の眼で見る行為』 32分 サイレント 1971年
スタン・ブラッケージのカメラアイはついに解剖現場に行き着いた。皮膚は切り裂かれ、内蔵は取り出される。検死解剖の様子を捉えた「自分自身の眼で見る行為」は、見るという行為の本質を我々に突きつける。

『DOG STAR MAN 』 75分 サイレント  1961-64年
フィルムによるあらゆるイメージの万華鏡的世界を展開させた「DOG STAR MAN」は、実験映画の歴史だけでなく、映画前史をも含めた映画の歴史上に燦然と輝き放つ傑作である。血液や内蔵のミクロから宇宙的マクロなイメージの往還が見る者の脳細胞を刺激せずにはおかない。何度見ても新たな発見がある体験映画。
本作はプレリュードから、Part1〜4の五部作に分かれている。

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