開催終了シャガールとユダヤ音楽（クレズマー）
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2007年05月11日 08:19 更新
関西大学ロシア語開講50周年記念企画
1.16時30分
2.法文3号館5F:AV-B教室
樋上千寿氏：シャガールの絵と音楽
演奏：クラリネットとアコーディオンのデュオ
（アコーディオン：白石雅子氏）
http://
1.16時30分
2.法文3号館5F:AV-B教室
樋上千寿氏：シャガールの絵と音楽
演奏：クラリネットとアコーディオンのデュオ
（アコーディオン：白石雅子氏）
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コメント(4)
2007年05月20日 09:55
樋上さんからプロフィールなどが届きました。
【タイトル】
「シャガールとクレズマー：シャガール藝術のルーツを求めて」
東欧およびロシアのユダヤ人共同体でひろく信仰されていた神秘主義的ユダヤ教「ハシディズム」の文化は、白ロシア、ヴィテブスク出身のユダヤ人美術家マルク・シャガール（Marc Chagall、1887-1985）の芸術的基盤を形成するのに多大な影響を及ぼしたと考えられます。ハシディズムのユダヤ教儀式においては世俗的音楽・クレズマーが重要な役割を果たしました。また日常生活のあらゆる場面で奏でられたり歌われたイディッシュ民
謡のこころは、彼の精神を透過して数多くの「ヴァイオリン弾き」などの画面の中に投影されています。今回は、我が国でも親しまれてきたシャガールの藝術をより深く理解するためのステップとして、「ハシディズム」とイディッシュ文化の重要な要素のひとつである「クレズマー」に焦点を当てつつ、彼の藝術の本質に迫ります。（音楽CD、スライド使用）
※樋上（クラリネット）と白石雅子氏（アコーディオン）とのデュオによる生演奏があります。
演奏予定曲「結婚式のダンス」「ドイナ」「マイム・マイム」など。
樋上 千寿（ひのうえ ちとし） プロフィール
2000年3月同志社大学大学院文学研究科博士後期課程美学および藝術学専攻単位取得退学、2004〜2006年度大阪大学21世紀COEプログラム「インターフェイスの人文学」特任研究員、現在大阪国際大学非常勤講師。専攻は西洋美術史、ディアスポラ・ユダヤ文化
【主要論文】
「シャガールの修復（ティクーン）」民族藝術学会編『民族藝術』Vol.19、2003年3月、199−208頁、「シャガールの作品はなぜ「あんなこと」になったのか？ 芸術創造の源へのアプローチ」大阪大学21世紀COEプログラム「インターフェイスの人文学」研究報告書2004-2006 第2巻「人文学討議空間のデザインと創出−若手研究集合−」2007年1月、85-103頁、ほか。
【演奏活動】
4歳よりクラシック・ピアノ、19歳よりジャズ・ピアノ、15歳よりクラリネットを始める。
2003年4月「クレズマー」を専門に演奏するグループ「オルケステル・ドレイデル」を結成、クラリネットを担当。シャガール藝術の宗教的・文化的背景を、言葉（解説）と生演奏により解き明かしていくレクチャー・コンサートを大学や美術館、キリスト教会、ユダヤ教会等で開催。我が国で馴染みの薄い東欧ユダヤ文化を、「ドナ・ドナ」や「マイム・マイム」など、知らず知らずのうちに親しんでいるユダヤ音楽を通して紹介している。2006年3月に1st.CD「シュピール、ドレイデル！」、2007年3月に2nd.CD「Mazl Tov!＜おめでとう！＞」を自主制作。
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