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開催終了7/18 Bshi 19:00 ラフマP2の巻

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2008年06月19日 23:39 更新

事件ファイル#12

ラフマニノフ 「ピアノ協奏曲第2番」

コメント(4)

  • [1] mixiユーザー

    2008年07月19日 23:09

    Piano Concerto No. 2, Op. 18, Sergey Vasilievich Rachmaninov

    1、超絶技巧  十二度、
    2、旋律のうねり、期待感
    3、4拍子の中に3拍子
    4、復活のドラマ
    5、精神科医ニコライ・ダール博士の催眠療法
      「セルゲイさん、あなたは新しいピアノ協奏曲を作曲します。それは今まであなたが書いたどの作品よりも美しく、説得力がある。そして、初演は成功し、あなたは満員の聴衆から拍手喝采を浴び、何度もステージから答礼する…」

    第1楽章 Moderato(中庸な速さで)

     オーケストラの沈黙の中、独奏ピアノの静かな和音で始まります。弦楽器のユニゾンで流れ出す情熱的な第1主題と、木管による憧れに満ちた第2主題が交互に登場し、独奏ピアノが超絶技巧を駆使しつつ、華麗にその間を飛び跳ね続けます。最後はハ短調の和音で、劇的に結ばれます。

    第2楽章 Adagio sostenuto(ゆっくり、音を保って)

     この楽章は、まさにラフマニノフの真骨頂とも言えます。低弦楽器に導かれてピアノが静かに瞑想的な伴奏音型を弾き始め、さらにフルートとクラリネットの美しいソロに、独奏ピアノが応えます。このメロディを聴いて涙を流し、この曲のファンになった人も多いはずです。カデンツァののち弦楽器により冒頭の旋律が回帰し、最後はピアノだけで静かに終わります。

    第3楽章 Allegro scherzando(快速に、諧謔的に)

     前楽章の静かな終止を引き継ぎ、弦楽器も負けじとそっと入ります。独奏ピアノは、カデンツァが終わってもなお超絶技巧が続きます。哀愁を帯びた旋律がオーボエと弦楽器に現れますが(このテーマは映画「逢い引き」の音楽にも使われています)、この楽章では旋律の美しさに加えて歯切れの良いリズムが楽章全体を支配しており、またそのリード役としてシンバルが大変効果的に使われています。そして、息をもつかせず最後のクライマックスへと向かって行くのです。

     ダール博士の治療は、セルゲイ自身の努力との相乗効果により、実を結びました。作曲者自らのピアノ独奏による「ピアノ協奏曲第2番」は文字通りの大喝采。初演は大成功で、彼は時の人として一躍脚光を浴びます。ついに彼は、名声とともに作曲家としての自信をも取り戻し、また意欲的に創作活動を再開しました。そして彼は、自分を再起へと導いてくれたダール博士に謝意を込め、いわば再スタートの記念作であるこのピアノ協奏曲を博士にプレゼントすることにしたのです。
     さて、自身喪失のもととなった交響曲第1番初演の失敗。その真相は、どうやら指揮を担当したグラズノフが自分と派閥の違うラフマニノフのことを良く思っておらず、酒を飲んで酔っ払って指揮台に立ちいいかげんな演奏をした、ということのようです。したがってもしグラズノフがもっとラフマニノフに理解を示していたら彼もこのようなノイローゼには陥らずに済んだのですが…その代わり、この素敵なメロディも生まれていなかったんですよね。
  • [2] mixiユーザー

    2011年08月25日 20:58

    プレミアム放送のお知らせでするんるん

    9月3日土曜日13時、BSプレミアムにて放送されます。
    再放送は、6日火曜日17時ウインク

    この巻は、アタシも観ていないのですっごくすっごく楽しみでするんるん
  • [3] mixiユーザー

    2011年08月26日 17:40

    いつもお知らせありがとうございます。
    おかげさまで
    見逃した回を見ることができます♪
    楽しみです〜〜♪
mixiユーザー
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