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開催終了しょうがい者と司法の現実

詳細

2008年05月28日 10:49 更新

皆さんにぜひ、知ってほしい、そして、考えてもらいたいテーマがあります。


とある、退官したベテラン裁判官が言いました。
「わたしは今まで、知的しょうがいのある被告人の事件を、一度も担当したことはない。」


しかし現在、刑務所にいる人の二割が、知的しょうがい者(またはその疑いを持つ)と言われています。
だから、今まで一度も担当したことがない、というのは有り得­ない。つまり、自分が裁く相手に、
しょうがいがあるかもしれないということに、裁判官が気付いてこなかっただけなのです。


そして、裁判官だけではなく、弁護士や検察官、ひいては地域の私たちも気付いてこなかったのではないでしょうか。


このことを考えるきっかけになった、ドキュメンタリーがあります。
「ある出所者の軌跡」というドキュメンタリーです。


彼・彼女らに必要なのは、刑務所ではなく、地域のつながりや福祉サービスとのつながり、
そして司法の現場での正しい認識と理解だと思いました。


彼・彼女らの背景をきちんととらえずに、
形式的な裁判によって本来、刑務所へ行くべきでない人が、
誰の理解も得られずに刑務所へ収容されていっているのかもしれません。


私たちの、知らない間に。
私たちが、考えてない間に。


今回は、そのドキュメンタリーの上映と、
知的しょうがい者の刑事弁護の第一人者である辻川弁護士の講演を企画しました。


このドキュメンタリーは、ホント、見て欲しい。
そして、第一線で活躍する弁護士の話を聞いて、実感してほしいと思います。


とき:5/31(土)
ところ:小田公民館(ホール) JR尼崎駅北側ラ・ヴェール尼崎1F
開場:18:00 開演:18:15
資料代:500円
※要予約
(当日まで受付/予約優先 メールにてご予約ください。)


内容
?ドキュメンタリーの上映「ある出所者の奇跡〜浅草レッサーパンダ事件の深層〜」
(第14回FNSドキュメンタリー大賞優秀賞 北海道文化放送製作)


?講演 辻川圭乃氏(大阪弁護士会所属 P&A大阪代表)


<辻川圭乃プロフィール>
P&A(プロテクション・アンド・アドボカシー)大阪代表
大阪市知的障害者育成会理事
大阪市役所で福祉行政に従事した後、司法試験に合格。
自身も発達しょうがい児を子に持つ。地域に理解を求めるパンフレットを配るなど精力的に活躍中。


<辻川弁護士の著書より引用>
「最近裁判官を退職された方とお話する機会がありました。
そこで、今までに知的障害のある被告人の事件を担当したことがあるかどうか伺いましたところ、
経験がないという返事でした。
(中略)知的障害の疑いのある人が、少なくとも毎年7000絵人程度は刑務所に入っているのですから、
一度も担当したことがないとは考えられません。
(中略)裁判官に限らず、検察官も、被告人を守る立場の弁護士でさえもそういった(※被告人に障害が
あるのではないかという)発想をしてこなかったのが実態です。」 ※編者注
「実録刑事弁護 障害のある人を守る司法制度を作る」 S-プランニング より


著書 「行列はできないけれど 障害のある人にやさしい法律相談所」 S-プランニング
共著 「親 障害の子のいる幸せ、かなしみ」 S-プランニング


連絡先:ちまち実行委員会
TEL:080-3541-8802(松村)
E-mail:chimachi2008@gmail.com

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