＜大地の芸術祭＞というものをご存知ですか？？？ 十日町と津南を合わせた、旧6市町村で、およそ10年前、新潟里創プランという政策の一環として計画されて始まったものです。
今、色々なトリエンナーレやビエンナーレなどが日本でも開催されるようになりましたが、この、越後妻有の芸術祭は、世界的に今最も注目されている芸術祭です。
他の芸術祭のように、地方でも地方都市、東京や名古屋など大きな都市での開催ではなく、
日本有数の豪雪地帯・山里・超過疎化・超少子化地域で開催され、
東京23区よりも広域な範囲に作品が点在しており、観客は時間をかけて不便な土地を作品に出会うために移動しまくるわけです。
アート作品はすべてコンテンポラリーアートの第一線で活躍している世界各国の一流の芸術家によるもので、質的にも評判の高いものとなっています。

このトリエンナーレは来年2009年が開催予定年ですが、
今年も「大地の祭り」として、イベントが一ヶ月間開催されます！！！
2008年8月1日〜8月31日まで
一ヶ月間有効パスポート2000円で発売中。

会期中は、普段は公開されない作品もすべて見られ(160点ほど）、来年入る予定の作家さんのワークショップや集落に根付いている祭りなどへも参加できる機会となっています。

地元地域周辺の方は、このようなイベントにどのような考えを持っているのでしょうか？？地元に今いなくても、実際この芸術祭を見に行ったことがある方や、知っている方は、どれくらいいるのでしょうか？？？
私は地元出身者として、今回運営に関わっていますが、この超過疎化・少子高齢社会、そして、現代日本の資本至上主義においてけぼりを食らったこの土地に、世界中から人がやってきて、この土地と作品を見るということの大きな意義を感じています。芸術は社会を映す鑑だといわれていますが、日本の現状に「これでいいのか？！本当にこのままでいいのか？！」という疑問を投げかけているように見えてなりません。

是非一度、足を運んでみて下さい。新鮮な気持ちでこの地域を見ることができると思います。素敵なアート作品もたくさんありますので、地元民の特権を活かして、オリジナルプランを立てて楽しまれることオススメです！！！

☆この芸術祭の趣旨に賛同し、一緒に大地の芸術祭を作り上げていくサポーター（こへび隊といいます。）も随時募集しています！！ 現役高校生でもやる気があれば大歓迎です。
ご興味を持っていただけた方がいらっしゃいましたら、是非、メッセージ下さい！！！　＜大地の祭り　運営部　U.miまで＞

大地の芸術祭公式HP
http://www.echigo-tsumari.jp/