------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ ◆Frank Muller (フランク・ムラー) 多くのレーベルが本拠地ベルリンに存在する今、数えるほどしかなかった90年代初頭から現在に至るまで、シーンに根付く息の長い数少ないレーベルの一つ“Muller Records”を含める5つのレーベルを成功に導く。 92年に始めたセルフプロジェクト“Beroshima”では、レーベルワークを軸にしながら、発掘人と呼ぶにふさわしい、多種多様なサウンドを追求。01年に発表した世界的ヒットアルバム『POP』を筆頭に、多くのフロアヒットを生み出してきた。またセルフレーベルはもとより、CocoonやSomaからもリリースを重ね、ハウスやミニマルを織り交ぜるスタイルで更に境地を広げる。07年、Cocoonよりリリースした"Horizon"は最多セールスを記録。またベルリンフィルハーモニーとの映画製作においての楽曲共同製作の参加を皮切りに、映画音楽の制作も新しいフィールドとして頭角を見せている。レジデントパーティ"WE LOVE NEON"を05年より開催し、オーガナイザーとしても手腕を振るう。 ◆DJ TASAKA 1974年、東京都生まれ。 中学生の頃にデフジャム、ネイティヴタングスといったヒップホップに出会い、ターンテーブルとミキサーを手に入れる。18歳になってから本格的にクラブDJをはじめ、その頃ダンスミュージックとしてのテクノに多大な衝撃を受け一気にテクノへ傾倒。ヒップホップ仕込みのスクラッチを多様した抜群のテクニックで、ディスコ、ミニマル、エレクトロからヒップホップまで、あらゆるジャンルを自由自在にミックスするその独自のプレイスタイルには定評があり、あくまでも現場にこだわりながら精力的な活動を続ける。 2001年に初のDJ MIX CD『LOOPA MIX mixed by DJ TASAKA』をリリース。同年、ドイツのドルトムンドで行われた屋内レイヴ“MAYDAY”に出演。2002年にはファーストミニアルバム『PASSPORT FOR DISCO』をリリース。その他に数々のリミックスとプロデュースを手掛けるなど幅広く活躍。2005年夏には、全て自身のオリジナルトラックを使ってLIVE MIXした初のフルアルバムを『GO DJ』(Ki/oon Records)をリリース。9月から11月までは、このアルバムのリリースツアーを全国各地で行った。 その他、DJ・プロデュース活動以外に、ヒップホッフグループ、アルファとのユニット<アルファ&DJ TASAKA>(2006年4月に東芝EMIよりアルバム『ホットカプセル』リリース)や、2006年8月には、吉川晃司、ギターウルフのセイジ、ライムスターの宇多丸、ポラリスのオオヤユウスケなどをフィーチャーした“DISCO TWINS”初のオリジナルアルバム『TWINS DISCO』(キューンレコード)をリリース。9月には、アルバムでフィーチャリングした吉川晃司とともに結成したユニット“DISCO K2 TWINS”名義でマキシシングル「JUICY JUNGLE」(東芝EMI)をリリースし、10月に行われた吉川晃司の日本武道館公演〈KOJI KIKKAWA LIVE 2006 ROLL OVER THE DISCOTHEQUE! FROM CLUB JUNGLE〉にも出演。 2009年7月22日には4年振りになるソロ名義のアルバム『Soul Clap』をリリース。 SUMMER SONICやRISING SUN ROCK FESTIVALなどのフェスティバルでは初のLIVEセットを披露した。 2010年にはドイツのレーベルMuller Recordsからもヨーロッパ盤『Soul Clap』がリリースされた。
◆Akiko Kiyama 東京生まれ。現在はベルリン・東京の2都市を活動の拠点としている気鋭のアーティスト。大胆さと繊細な技巧が同居する複層的なグルーヴを伴ったトラック群 は現在のテクノ・シーンにありがちな安易なシンプリシティとは異なり、ひときわ強い存在感を放っている。2004年、PortableとLIVEでの共演 をきっかけにリリースのオファーを受け、Sud Electronic (London)のコンピレーション12インチ[New Days]にトラック提供。同レーベルからは続いてソロEP [Dimention]を発表。Richie Hawtin、Ricardo Villalobos、John Tejadaをはじめシーンを代表するDJ達に高い評価を受け、ミニマルで液体的とも言える彼女独自のグルーヴは瞬く間にヨーロッパ〜北米、そして日本に 至るまでセンセーショナルな興奮をもたらした。さらに2005年にはJay Haze主宰のContexterriorから作品リリースのオファーを受け、Richie HawtinのMix CD/DVD [DE9 | Transitions]にも[Like Ancient]をライセンスするなど目覚ましい活躍を見せた。2006年にはop.disc (Tokyo)に参加。以降もSafari Electronique (London)、Thema (NYC)、Lick My Deck (London)といった世界各国のレーベル群から精力的なリリースを続け、2008年、待望の1stアルバム[7 years]をDistrict of Corruption (Berlin)よりリリース。現在はLick My Deck(UK),District of Corruption(Berlin)を中心に作品を発表しており、またKingstreetsound(NYC)、Infine(Paris)といった 様々なジャンルのレーベルからリミックスオファーを受けている。Panorama Bar (Berlin), Fabric( London)をはじめとするヨーロッパのクラブやフェスに始まり、北米、南米、日本とワールドワイドにライブ活 動を行っている。今後Nervmusic (Moscow)、Eminor (Hamburg)よりシングルをリリース予定。
◆Dske 22歳の頃よりManiac LoveのアフターアワーズでレジデントDJを務め、2007年にはベルリンの伝説のクラブ「Tresor」にDJとして招待される。2008年5月、WC Recordingより「Dakiage EP」をリリース。翌2009年初頭にはPlus Recordsより「Atohaoboro EP」をリリースし、同レーベルから発表されたElvis.Tによる「Beijing To Tokyo EP」にもリミックスを提供する。