5月20日（水）- 日仏会館 www.mfj.gr.jp
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18 時：ダニエル・ル・クエディク「建築と風景、ブルターニュのアイデンティティーの城塞」

20 世紀初頭、ブルターニュはその個性を失いつつあった。近代に入り伝統は土台から切り崩され、立地条件と経済の脆弱さとも相まってブルターニュの再生は不可能かに見えた。しかし反対に、ブルターニュは生まれ変わり、国際的な思潮に敏感に反応してアイデンティティー確立へと向かうことができた。その先頭に立つのは知識人や芸術家であり、建築にその注目すべき成果を見ることができる。

ダニエル・ル・クエディク ( 西ブルターニュ大学教授)

建築家（フランス政府公認ディプロム取得）、現代史博士。西ブルターニュ大学教授であり、同大学地理建築学研究所のディレクターを務める。全国大学評議会の「空間整備と都市計画」部門の責任者、建築学教育に関する高等学術諮問委員会のメンバー。建築物や風景と国や地方の特性は密接に結びついているという学説を主張している。

プログラム
http://bretonsdujapon.wordpress.com/agenda/saintyvestokyo2009/

インタビュー
http://bretonsdujapon.wordpress.com/2009/05/13/daniellecouedic/