軌跡の声ー。　２００４年の熱狂に応えて再来日！
ナタリー・デセイ　オペラ・アリア　コンサート
Natalie Dessay Opera Aria Concert
http://www.japanarts.co.jp/html/2007/vocal/natalie/index.htm
（ジャパン・アーツＨＰ）

管理人、行ってきます(^-^)ゞ
２００４年の初来日、オペラシティの興奮から３年。楽しみです！！
平日なら確実に残席あります！！！

ついでに、１１月１７日にデセイによる今回のプログラムに近い、イタリアオペラアリアのＣＤも発売されます。
初日の公演には残念ながらこのＣＤは間に合いませんね・・・。
１８日・２１日の方はラッキー。
デセイ／イタリア・オペラ・アリア集
デセイの新境地、イタリア・オペラ・アリア集がいよいよ登場。かつてないほど美しい声で歌われるベル・カントの決定盤。40代という歌手には充実した時期を迎えたデセイのレパートリーは、かつてのコロラトゥーラより、より重くて深い声と表現を必要とするベル･カントのエリアに到達。これまでに歌ったことのなかったイタリア･オペラのヒロインを歌う。　　2度目の来日に合わせて発売、コンサートでもイタリア･オペラ･アリアを披露予定。かつてないほど美しい声で歌われる魅惑のイタリアン･オペラ･アリアの決定盤。（ＥＭＩ）


[料金]S\16,000 A\13,000 B\10,000 C\7,000 D\4,000 青少年のための学生席\3,000

2007年 11月15日(木) 19：00 開演　東京オペラシティ コンサートホール
7:00p.m., Thursday, November 15, 2007, at Tokyo Opera City Concert Hall

2007年 11月18日(日) 15：00 開演　東京オペラシティ コンサートホール
3:00p.m., Sunday, November 18, 2007, at Tokyo Opera City Concert Hall

2007年 11月21日(水) 19：00 開演　東京オペラシティ コンサートホール
7:00p.m., Wednesday, November 21, 2007, at Tokyo Opera City Concert Hall


ナタリー・デセイ Natalie Dessay (ソプラノ / Soprano)
サーシャ・レッケルト Sascha Reckert (グラス・ハーモニカ / Glass Harmonica)
エヴェリーノ・ピド Evelino Pidó (指揮 / Conductor)
東京フィルハーモニー交響楽団 Tokyo Philharmonie Orchestra

[主催] ジャパン・アーツ/ 東京オペラシティ文化財団
[後援] フランス共和国大使館
[協力] 東芝ＥＭＩ


【曲目変更のお知らせ】

本人の強い希望により、当初予定しておりましたプログラムから、下記の通り曲目を変更させて頂きます。
どうぞご了承下さいますようお願いいたします。

＜当初の予定曲目＞
　 ベッリーニ：歌劇「清教徒」より　狂乱の場“あなたの優しい声が”
　 ヴェルディ：歌劇「リゴレット」より“慕わしい人の名は”
　 ドニゼッテイ：歌劇「マリア・ストゥアルダ」より“おお、雲よ”
　 ヴェルディ：歌劇「椿姫」より“花から花へ”　　　ほか


＜変更後の予定曲目＞
ロッシーニ：「セミラーミデ」序曲
ROSSINI: Ouverture Semiramide

ドニゼッティ：「ランメルモールのルチア」より“あたりは沈黙に閉ざされ”
DONIZETTI: Lucia di Lammermoor "Regnava nel silenzio" Ia aria

ドニゼッティ：「ロベルト＝デヴェリュー」序曲
DONIZETTI: Ouverture Roberto Devereux

ドニゼッティ：「ランメルモールのルチア」より　狂乱の場
DONIZETTI: Lucia di Lammermoor scene de la folie

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ヴェルディ：「シチリア島の夕べの祈り」序曲
VERDI: Ouverture I Vespri Siciliani

ヴェルディ：「シチリア島の夕べの祈り」より“友よ、ありがとう”
VERDI: I Vespri Siciliani "Merche, dilette amiche"

ヴェルディ：「椿姫」前奏曲
VERDI: Traviata, Preludio Atto I

ヴェルディ：「椿姫」より“花から花へ”
VERDI: Traviata "E' strano...."

○曲目・曲順が変更になる場合がございます。 （３日間とも共通プログラム）



ナタリー・デセイ Natalie Dessay (ソプラノ / Soprano)
公式ホームページ ： http://www.natalie-dessay.com/
　リヨン生まれ。1990年にウィーン国立歌劇場で開かれた国際モーツァルト･コンクールで優勝して注目され、パリ･オペラ･コミック座でオペラ・デビューを飾る。その後、91年リヨン歌劇場でモーツァルト《劇場支配人》《後宮からの逃走》、92年にはパリ･バスティーユ･オペラ座で《ホフマン物語》のオランピア、94年にはエクサン･プロヴァンス音楽祭で《魔笛》の夜の女王を歌い、その類い希な歌唱力で世界に知られる存在となる。同年メトロポリタン歌劇場に《アラベラ》で、95年にはリッカルド･シャイー指揮のもとミラノ･スカラ座にオランピア役でデビュー。以後世界の名だたる歌劇場で名声を広める。2004年1月にはシカゴ･リリック･オペラで《ランメルモールのルチア》に出演して大絶賛を浴びた。2005年にはメトロポリタン歌劇場でグノー《ロミオとジュリエット》を、そして2007年1月にはコヴェント・ガーデン、また4月にはウィーンにてドニゼッティ《連隊の娘》のマリー役を歌い高評を博した。今年の9月にはMETでレヴァイン指揮の《ランメルモールのルチア》を、2008年4月にはフローレスとの《連隊の娘》の新演出（ロラン・ペリー）が予定されている。

サーシャ・レッケルト Sascha Reckert
　 あらゆる種類のガラス製の楽器を自ら製作し演奏する唯一の音楽家。自作の楽器には歴史的なグラス・ハーモニカ（アルモニカ、モーツァルトの時代と同じ構成）、ミュージカル・グラシズ、ユーフォン、パイロフォン、自身の発明による、ガラスのチューブでできたヴェロフォンなどがある。
　 ロンドンのコヴェント・ガーデン王立歌劇場の《ランメルモールのルチア》、ドレスデン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、ザルツブルク音楽祭、トリノRAI管弦楽団に出演し、CDではアンナ・ネトレプコの『花から花へ』、コンシリウム・ムジクム・ウィーンの『L'Armonica』、シノーポリ指揮『影のない女』、アッバード／BPOのベートーヴェン作曲『レオノーレ・プロハスカ』などに参加している。

グラスハーモニカ (グラス・ハーモニカ / Glass Harmonica)
　アメリカ独立に貢献した政治家、ベンジャミン・フランクリンが1761年に発明した楽器で、水を入れた盆の上に椀状のガラス器を大きさの順に並べて、中央に通した軸を回転させ、ガラスの縁に触れて音を出す。フランクリン自身は「アルモニカ」と名付けていた。繊細で妖しい不思議な美しさをもつ音が人気を博し、ドニゼッティ、モーツァルト、ベートーヴェン、リヒャルト・シュトラウスらがこの楽器を用いて作曲している。《ランメルモールのルチア》の初稿ではルチアの狂乱の場でルチアのカデンツァと絡むなど、重要な役割を果たしているが、初演を前に演奏者との契約がこじれたため、フルートに変更されてしまった。近年、原曲通りにフルートに代わって演奏されることが増えている。