先日、申し込みの電話をしたら、まだじゃっかん席に余裕があるとのことだったので、お時間の合う方はぜひ！
震災後のいま、すごく興味深いテーマです。
（別のトピにもあったのですが、前の方に埋もれてしまったので、イベントトピとして挙げさせていただきます）


＜第83回紀伊國屋サザンセミナー　森達也『A3』刊行記念＞
オウム、原発、東日本大震災･･････
この社会が目をそむけてきたこと。そして目をそむけてはいけないこと。
森達也×高橋源一郎

日時　5月23日（月）　19：00開演（18：30開場）
料金　1,000円（税込・全席指定） ※チケット発売　4/22(金)10：00〜
会場　紀伊國屋サザンシアター（紀伊國屋書店新宿南店7F）
http://www.kinokuniya.co.jp/label/20110421132941.html


＜森さんからのコメント＞
９・１１以降、アメリカの集団化は加速した。敵を見つけて攻撃する。
いなければ作り出す。集団とは違う動きをするものは叩く。

アメリカのこの姿はオウム以降の日本の姿でもある。
でも日本という国に住むかぎり、日本という国の動きはなかなか
わからない。
ビンラディンに対するアメリカの殺りくに違和感を持ったとしても、
麻原彰晃に対してこの国の司法が行った不正な手続きについては、
当たり前だと思っている。
言い換えれば、だからこそ司法はあれほどに露骨な不正手続きを
取れたのだろう。つまり集団化とはポピュリズムでもある。

人は弱い。だから群れる。特に大きな事件や災害があったとき、
まとまって行動したいとの願望が強くなる。まとまることがすべて悪い
わけではない。でも群れは時として暴走する。

だから考える。考えなければいけないと思う。震災によってこの国は
どう変わってゆくのかを。