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開催終了横浜のデジタルアーカイブの可能性を探る

詳細

2006年06月23日 09:44 更新

--横浜都心部活性化研究会 平成18年度 第3回 研究会--

テーマ: 『横浜のデジタルアーカイブの可能性を探る』

<趣旨>
 ITを活用し全国各地で「デジタルアーカイブ」の取り組みが行われています。この
研究会では、横浜の文化資源をデジタル化し、発信しようとしている市民や、開発者
などが集まり、デジタルアーカイブの取り組みについて発表し合い、意見交換するこ
とで、横浜の歴史や文化をアーカイブする取り組みの可能性を探ります。

日時:2006年6月23日(金)  開場:18時30分  開始:19時 終了:21時
会場:横浜市開港記念会館1号室  横浜市中区日本大通35番地 TEL 045-224-8181
http://www.city.yokohama.jp/me/naka/renraku/kaikokinen/kaikouimap.html

<内容>
1)事例紹介1 「函館デジタルアーカイブ プロジェクト」について

函館でのデジタルアーカイブをめぐる活動は、2002年度からスタート。産・官・学・
民の横断組織「函館マルチメディア推進協議会」のもとでこれまでに市民向けフォー
ラムやワークショップといった普及啓発活動を主に展開してきた。この過程では、公
立はこだて未来大学と市立函館図書館による古写真・絵葉書のデジタル化がパネル展
示を通して市民に大きく注目されたり、地域外の個人ウェブサイトによる歴史コンテ
ンツの発掘が高く評価されるなど、これまでの「高精細・技術主導」ではない「市民
主導・コンテンツ重視」の地域デジタルアーカイブのあり方が模索されてきた。また、
これらの活動から、地域価値発見のためのデザイン実験などのユニークな試みも派生
してきている。この報告では、以上のような函館の活動をもとに、新しいコミュニティ
デザインのための方法の一つとしてのデジタルアーカイブの可能性を展望する。

▽スピーカー:渡辺保史氏 
http://www.nextdesign.jp/

1965年、北海道函館市生まれ。大学卒業後、情報通信業界紙の記者をへてフリーラン
スのライター兼プランナーとして活動。著書に『情報デザイン入門』(平凡社新書)、
『創造するコミュニティ』(平凡社近刊)など。最近は「智財創造ラボ」「SH-Mobileラ
ボ」など、未来のコミュニティや未来のメディアをめぐる実践型の研究活動のディレ
クションに注力している。武蔵野美術大学デザイン情報学科非常勤講師、函館大学客
員教授。http://www.nextdesign.jp/

函館デジタルアーカイブ推進フォーラム
http://nextdesign.cocolog-nifty.com/hakodadigital/cat1333411/
智財創造ラボ 主任研究員
http://chizai.flex.jp/


2)事例紹介2 「ヨコハマ・アーク」プロジェクトについて

「ヨコハマ・アーク」プロジェクトとは
ヨコハマ・アークとは、横浜の過去、現在そして未来を現存している資料、学説、仮
説を取り入れ、最先端の表現技術を用いてビジュアル化するプロジェクトです。歴史
的建造物、遺産、歴史的資料、市民の中に眠る記憶や財産を集めていき、資料を整理
すると同時に視覚的、立体的に見せていきます。
その先にあるのは、商業ビジネスとしての活用です。歴史的教材、展示映像、学術的
資料、観光プロモーション、ドラマ、映画などです。それによってアーカイブの新し
い活用方法や利用方法を提案出来ると思っています。7月22日〜30日『ヨコハ
マEIZONE』企画として、北仲BRICKアーバンラボにてプロモーション展示上映します。

▽スピーカー:渡部健司氏
http://www.d-function.co.jp/Front_Page/Profile_Page/index.html

JCGL、ナムコでCGプロデューサ兼ディレクターを勤め、独立。92年にCGIをプランニン
グプロデュースする会社D/Function設立。TVーCF、番組、展示映像、ゲーム、劇場用
映画のCGIプロデュースをてがける。企画、制作、プロデュース、マネージメント、ディ
レクション、スーパーバイズまで何でもこなす。CGの部門立ち上げに多数参加参画。
東京放送CG室。アイエヌエーCG室。アートアンドサイエンス。旭プロダクショ
ンD/MAXスタジオ。葵プロモーションデジタルガーデン。円谷プロダクションCGIルー
ムなどなど 。2004年に拠点を横浜に移し、『デジタル・キャンプ!』を始動する。ク
リエイターが自らプロデュースし発信するための仕組みや仕掛けを提案し、実践。横
浜ショートムービー 『Rise in the World!』制作、クリエイターの交流発表サロン
『ハマクリ・イブニング』、クリエイター、メーカーの展示、ライブステージ『ハマ
クリ・エクス』など。CG、デジタルコンテンツのプロデュースはもとより、3D立体映
像、大型映像、デジタルシネマなどの普及も狙う。

デジタルキャンプ!
http://digitalcamp.net/xoops_html/


3)事例紹介3 「市民参加で構築するデジタルアーカイブを利用した
               横浜の文化伝承と従来の研究」について
        <政策の創造と協働のための横浜会議 1次審査通過事業>

「市民参加で構築するデジタルアーカイブを利用した横浜の文化伝承と従来の研究」
とは

横浜は、東海道を始めとする「街道文化」に、横浜港開港を契機とする外国文化と日
本文化の出会いによる「開港文化」が加わり、「人と文化の出会いと往来」によって
発展してきた。また、近年には、北部、西部に夫々の地域文化を持つ住民の増加、み
なとみらい地区を中心とした都心部の開発により、新しい文化と生活の拠点が生まれ
つつある。歴史的な人の流れと文化発祥、伝播の経緯をふまえた住民の記憶や記録を、
テキスト、そして映像や画像の資料として、市民の積極的な参加によって体系的に収
集、強力な系統分類機能と検索機能を備えた「市民デジタルアーカイブ」として編纂
する。横浜の「文化活動と人の往来のダイナミズム」を、さまざまな視点、着眼点に
もとづいて切り出し、分析し、文化圏を基盤とした横浜の都市政策や都市構造のあり
方を研究する。

▽スピーカー:多賀和幸氏
多くの初期の全国オンラインコミュニティに参加し、ICTによって地域コミュニティの
再生と活性化をテーマとして取り組んできた。2001年、北部4区における市民団体や市
民のICT普及を行うためTaKMiを仲間と立ち上げ、メルマガ発行(横浜オムニバス通信)
を行う。02年、市民メディアが社会を変えてゆく活動になると考えて、市民、行政、
大学、企業の協働事業として「横浜市民メディア連絡会」を立ち上げた。03年、緑区
との協働事業としてMICS(MICSめだかの学校など)
を緑区の市民グループの仲間と立ち上げ。05年、緑区民会議の事業として地域の「緑
防災・防犯レポート」のメルマガを発行している。06年緑区電子会議室“eコミュニティ
みどり”を立ち上げ。

TaKMi:http://takmi.ciao.jp/
Y-CMC:http://www.y-cmc.com/
MICS・めだかの学校:http://homepage3.nifty.com/Mics/
区民会議:http://midori-kumin.web.infoseek.co.jp/
eコミュニティみどり:http://www.emidori.com/

    ーーーーー 休憩 5分 ーーーーー

4)事例紹介4 「濱の記憶プロジェクト」について
http://www.coollab.org/storage/profile.html

「濱の記憶プロジェクト」とは
横浜のさまざまな文化資源をデジタル技術により有機的に統合し、活性化を促すため
の都市機能の創造や、地域の新しい情報環境の創出を図るプロジェクト。
・発起人 森日出夫(写真家・FILM HOUSE主宰)
     室伏次郎(建築家・神奈川大学教授)
     中山和俊(建築家・日本建築家協会神奈川理事)
     渡部健司(CGプロデューサー・Digital Camp!代表)
     高橋 晃(グラフィックデザイナー・グリーンマップ横浜共同代表)
     中村利恵(まちづくりプランナー・グリーンマップ横浜共同代表)
     石橋裕子(インキュベーションコンサルタント)

▽スピーカー:高橋晃氏
グラフィックデザイナー・株式会社ベイシス 代表取締役
グリーンマップ横浜 共同代表
文化芸術的な側面から社会問題に取り組みはじめ、教育映画カメラマンを経て1987年、
株式会社ベイシスを設立、横浜を拠点に映像・デザイン活動を始める。黎明期か
らDTPに関わり、神奈川インターパブリシング協会を設立、同会会長、かながわマルチ
メディア産業推進協議会運営委員を務め、クリエイティブ産業の啓発に努める。クリ
エイティブビジネスユニット「Coollab」の設立、「ゼロから始めるWebデザイン」の
著作、「グリーンマップ横浜」「横浜トリエンナーレ市民広報・はまことり」「横浜
シティアートネットワーク-YCAN-」の活動等、実践的な情報デザインの開発・研究を
行っている。

横浜シティアートネットワーク -YCAN-
http://www.ycan.jp/


5)事例紹介5 「映像文化都市・横浜」、「EIZONE」の取り組みについて

▽スピーカー:梶山祐実氏
横浜市 開港150周年・創造都市事業本部創造都市推進課 担当係長

「映像文化都市・横浜」とは
クリエイティブシティ実現へのプロジェクト『映像文化都市』
「創造的産業」のなかでも、特に今後の成長が見込まれる映像・コンテンツ系の
産業・教育機関等の集積を図ることにより、新産業の創出や雇用の拡大といった
経済の活性化を目指します。また、アジアを中心とする最新の映像作品を紹介するフェ
スティバル等の開催により、鮮度の高い情報を発信し、横浜がアジアにおける映像の
拠点となることを目指します。 創造的人材の育成を進めるため、映像文化施設の整備
や、東京芸術大学大学院映像研究科等の誘致を行っています。また、エンターテイン
メント施設の集積を図り、 新しい観光資源を発掘し、都市の賑わいを創出します。

映像文化都市フェスティバル「ヨコハマEIZONE」とは
創造的産業の中で今後の成長が見込めるCG、ゲーム、放送、映画等の映像文化産業や
教育機関の集積をはかることを目指して「映像文化都市づくり」事業を推進する横浜
市が「ヨコハマEIZONE実行委員会」(横浜市・NHK横浜放送局・横浜市芸術文化振興財
団・NHKエンタープライズ)を組織し開催する映像系フェスティバル。
開催期間は7月22日から30日まで。プロジェクトパートナーとしてI.TOON、NDCグラフィッ
クス、バンタンキャリアスクールSOCO横浜、北仲BRICK&北仲WHITE、デジコンフェスタ
横浜実行委員会、 ASIAGRAPH日本事務局、デジタルキャンプ!、クリエイティブクラス
ター、ヨコハマ経済新聞等が参画し、映像文化に気軽に触れる機会をつくる。
会場は、北仲BRICK&北仲WHITE、万国橋SOKO、BankART1929 Yokohama、ZAIM(旧関東財
務局)、東京藝大大学院馬車道校舎・新港校舎などで、映像上映、作品展示、マーケッ
ト、カフェなどが行われるほか、28日にはシンポジウムの開催が予定されている。

横浜市開港150周年・創造都市事業本部 創造都市推進課
http://www.city.yokohama.jp/me/keiei/kaikou/
映像文化都市フェスティバル「ヨコハマEIZONE」
http://www.hamakei.com/headline/1663/


6)<30分>
◆意見交換


【参考】デジタルアーカイブ(digital archive)
歴史的・文化的資産や自然環境などを始め、様々な分野の情報をデジタル映像やデジ
タル文書として保存・蓄積したもの。
デジタル情報として保存することで、後世への恒久的な継承が可能となり、ネットワー
クを介して国内外に発信することも可能となる。
2003年7月に決定された「e-Japan戦略II」では、コンテンツ産業などの国際競争力の
向上や、海外における日本文化への理解の向上を図る手段の一つとして、放送・出版
などのコンテンツや、美術館・博物館・図書館などの所蔵品、Web情報、特色のある文
化などのデジタルアーカイブ化、および国内外への情報発信の推進を掲げている。
また、同年8月に決定された「e-Japan重点計画-2003」や、2004年2月に決定された
「e-Japan戦略II加速化パッケージ」でも、教育用コンテンツの充実・普及や、国など
の有するコンテンツの保存と利用機会の拡大を図るために、引き続き、各種コンテン
ツのデジタルアーカイブ化を推進していくとしている。

主催:横浜コミュニティデザイン・ラボ http://yokohamalab.jp
共催:横浜市民メディア連絡会      http://www.y-cmc.com
参加費(資料代・飲み物付):800円   [どなたでも参加できます] 

参加申込:メール(info@yokohamalab.jp)か電話(070-6454-4933)で  

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「横浜都心部活性化研究会」は、横浜コミュニティデザイン・ラボが、平成14年度よ
り、年に数回行っている非営利の研究会活動です。
全国各地や横浜でおこなわれている様々な地域活性化の優れた取り組み事例を紹介し、
毎回テーマごとに関係者を集め、意見交換を行うものです。
今後の横浜での創造的プロジェクトの事業推進に役立てることが目的です。
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  • 2006年06月23日 (金) 19:00〜21:00
  • 神奈川県 横浜市/横浜開港記念会館
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