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開催終了2012.3.27>政府交渉:大飯原発再稼動

詳細

2012年03月23日 21:09 更新

【3月27日】大飯原発3・4号機−制御棒挿入評価値操作のからくり、活断層の連動評価など

みなさま(拡散歓迎)

 再稼動が問題になっている大飯原発3・4号機の耐震安全性で新たな疑惑が生じており、3月27日(火)に政府交渉を行います。

 大飯原発周辺の3つの活断層について、関電は連動評価の必要はないとの立場ですが、福島事故を受けて開かれている活断層の意見聴取会において、委員全員が連動評価を要求しています。3連動評価は必至の状況です。その場合、基準地震動は耐震バックチェック中間報告で設定した700ガルから1000ガルに増え、その場合に、中間報告でギリギリの評価であった制御棒挿入時間が、許容値を確実に超えます。許容値2.2秒に対して700ガルでの従来の評価値2.16秒、1000ガルでは2.35秒で、許容値を確実に超えてしまいます。大飯原発3・4号機は耐震安全性が保証されない状況にあり、これだけでも再稼動はできないはずです。

 関電はこれを免れるために、2月末に700ガルの評価値を1.88秒とする評価をつくり、保安院はこれを、原子力安全委員会のストレステスト検討会の資料にこっそりと入れ込み、検討会の委員を煙に巻いていたことが明らかになりました。1年かけて審議し評価した2.16秒という評価値を1.88秒にすり替え、3連動の評価が迫られてもかわすことができるようにしていたのです。

 交渉にはどなたでもご参加できます。大飯原発再稼動の趨勢にかかわる大一番になります。合わせて地元合意の範囲について原子力安全委員会に聞きます。事前集会から参加して、問題を広めてください。お誘い合せのうえ、振るってのご参加をお待ちしております。

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政府交渉
★大飯原発3・4号機−制御棒挿入評価値操作のカラクリ
★活断層の連動評価で耐震バックチェック制御棒挿入性能に赤信号
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3月27日(火)
11:30 参議院議員会館ロビー集合・入館証配布
12:00〜13:00 事前集会 参議院議員会館101(120名)
13:00〜14:30 交渉(予定)
14:30〜15:30 事後集会(会場は15:30まで)

相 手/原子力安全・保安院・原子力安全委員会
資料代/500円
主 催/福島老朽原発を考える会(フクロウの会)、国際環境NGO FoE Japan(地球の友ジャパン)、国際環境NGOグリーンピース・ジャパン、美浜・高浜・大飯原発に反対する大阪の会(美浜の会)、グリーンアクション

問合せ/090-8116-7155 阪上(フクロウの会)まで

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質 問 事 項

<制御棒の挿入時間について>

1.2012年3月13日の原子力安全委員会総合的評価検討会第5回の資料第5-3号添付2(「大飯3,4号 制御棒挿入性評価結果について」、以下添付2)について出典を明らかにされたい。作成者、日付、作成の意図を明らかにされたい

2.添付2に係わるデータ、資料について、原子力安全・保安院は、どのようなものを、いつ、誰から、誰が受理したのか、どのような説明を受けたのか

3.原子力安全・保安院は、添付2について、どのような審査、検討を行ったのか

4.基準地震動Ss時の制御棒の挿入時間について、審議会での審議を経て保安院の評価も終えている大飯3・4号機の耐震バックチェックの中間報告では、制御棒挿入の「評価値」は2.16秒とされていた。しかし、3月13日付資料の添付2では、2.16秒と異なる1.88秒が記載されている。2.16秒は現在も有効な値か。

<大飯原発周辺の活断層評価について>

1.FoA、FoBと熊川断層の連動について、地震と津波に関する意見聴取会(活断層評価)では委員全員が、3つの連動について評価すべきとの意見を表明している。原子力安全・保安院として、委員たちの意見を尊重し、3連動を認めるべきではないか。

2.3つの連動について評価した場合、大飯原発3・4号機の制御棒の挿入性能評価において、評価基準値を上回ることが予測される。評価値が評価基準値を上回れば、原発の運転はできないという理解でいいか。

<地元了解の範囲について>

1.原発再稼動に際して、地元合意が必要な地元の範囲を明らかにされたい。

2.昨年12月19日の政府交渉において、原子力安全委員会は、地元合意の範囲について、「運転再開については、安全協定が結ばれる地域への説明と理解が必要」であると回答したが、相違ないか。

3.地元合意が必要な地元の中には、福井県小浜市、滋賀県、京都府が含まれるという理解でいいか。

<ストレステスト評価について>

1.斑目春樹・原子力安全委員会委員長は、繰り返し「ストレステスト一次評価では安全性の確認はできない」と述べている。原子力安全委員会が平成23年7月6日付で出した指示文書「東京電力株式会社福島第一原子力発電所における事故を踏まえた既設の発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価の実施について」には、一次評価と二次評価の区別はなかったが、原子力安全委員会としては、一次評価のみで安全性の確認ができると考えているのか。

コメント(8)

  • [1] mixiユーザー

    2012年03月24日 08:20

    イベントには行けそうもないのですが「最低でも重要箇所や原子炉を鉛で分厚くコーティングしないとヤバくないですか?」とか質問したいのですがいかがでしょうか??
  • [3] mixiユーザー

    2012年03月25日 08:19

    3連動津波を超えるものがさらに深層の地層から発見され過去に起きたと認められた場合は、どう対処するのでしょうか?
    また断層についても短く終わらず長距離にわたり長く延びた例もあるのですよね。
    地下水への汚染も懸念されるなかで、やはり地下も丸々鉛で分厚く覆うくらいして貰わないと国民は納得出来ないでしょう。
  • [4] mixiユーザー

    2012年03月25日 09:16

    大飯原発周辺の3つの活断層が関連性がある場合。
    原子炉施設に関する耐震設計審査指針において耐震設計における基準地震動Ssの値が変わってきます。
    つまり関連性があった場合、より大きな地震が発生し原子炉などの施設はより厳しい数値にて設置設計されて無ければなりません。
  • [7] mixiユーザー

    2012年03月25日 22:30

    保安院や委員会の人達だけでなく、関西の第一線で活躍されておられる研究者の皆様方で、例えば吹田市にある阪大の核物理と核融合研究センター、熊取町にある京大の原子炉実験所の人達にも意見を述べて頂きたいところですね。
    福島のような事故が起きた際、燃料棒が融解して落ちたブツの温度は数千度であるそうですから、現在何度でどれくらいまで潜り込んでいるのか、また地下水と触れてしまう可能性があるならば、到達猶予時間はどれだけで、概算で何平米ほど吹き飛んでしまうのか、更には作業員の安全性も議論されるべきであると思います。
    2010年現在の日本の科学力で、炉の温度や圧力の制御限界値の範囲はどれくらいなのか、事故でベントすれば飲料水となる琵琶湖の水は確実に汚染されてしまうわけですから、その対処策を講ずる義務も必要ではなかろうかと思います。
    次回説明会までに出来る課題をつくり、何回も対話を重ねていくのも大切でしょう。
    ただ注意しなければならないのは、密室会義に持って行かれないようにしつつ、また関東地方でも同様な議論がなされるようなネットワークの構築も大事になってきますね。
  • [8] mixiユーザー

    2012年03月26日 22:35

    高温時を想定して、融点沸点調べたのですが底には鉛は使えないみたいです。
    タングステンなら耐えれるかな?
    風の影響を考慮する前に、やはり凄まじい物質透過力を考慮して何度何分何秒の方角に高密度の粒子が進んだのか?(複数方向にもありえます)やはり専門的立場の人にも今回は無理でも次回以降は出席願いたいですね。
mixiユーザー
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  • 2012年03月27日 (火) 火) 11:30〜15:30
  • 都道府県未定 参議院議員会館ロビー、参議院議員会館101
  • 2012年03月27日 (火) 締切
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