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開催終了サイエンスコミュニケーション夏の学校

詳細

2006年06月04日 20:08 更新

サイエンスコミュニケーション夏の学校
〜若手理系人のキャリアチェンジ:その問題点と解決の方向性を探る〜
http://scicom.talktank.net/modules/news/article.php?storyid=38

趣旨
キャリアチェンジやキャリアアップを考える若手理系人や、その活動を支援する方々にキャリアチェンジの構造的な問題の共有とキャリアチェンジの実例、キャリアチェンジに必要なスキルの紹介を行います。

対象者
若手理系人でキャリアチェンジに興味がある方々
人材紹介会社や大学等研究機関のポスドク支援室のご担当者の方々

日時
2006年7月16日(日)

開催地
東京大学駒場キャンパス内ファカルティハウス1階セミナールーム

プログラム
10:00 開校式
榎木英介(NPO法人サイコムジャパン代表)

10:15-12:15
科学技術政策から見たポスドク問題と現状
春日匠(NPO法人サイコムジャパン事務局長)
演者紹介
大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任研究員。京都大学大学院 人間・環境学研究科(文化人類学専攻)博士課程満期退学。専門は文化人類学、科学技術政策など。小笠原諸島についての民族誌研究などを経て、グローバル化する社会での開発、あるいは科学知識とローカルな知識の関係の問題についての研究に至る。同時に、日本において科学技術を論じるための公共性の基盤を構築するためにはなにが必要か、といった問題にも関心がある。著書に『小笠原学ことはじめ』(共著 南方新社)。

演題要旨
ポスドクが余っていると言われ始めて久しい。実際、90年代以降日本の大学院生とポスドクの数は劇的な増加を見せた一方、大学や学生数は少子化などによりむしろ減っているので、若い研究者の就職は困難を極めている。しかし何故、90年代に大学院は拡張されたのだろうか? この時期は日本でも大学院重点化、科学技術基本法といった科学技術および高等教育政策上の大きな政策転換があった時期であり、その背景には国際事情と国内事情との双方が複雑に入り組んで存在している。ただ、残念ながらその時にはもっとも影響を受けるはずの若手研究者は議論において蚊帳の外であったし、そのことに意義を申し立てた人も殆どいなかった。
 ここでは、90年代の政策の背景を振り返り、そこにどんな問題があったのか再考することで、今我々になにができるのかを、日本社会の将来設計と合わせて考えてみたい。

13:30-15:30
キャリアチェンジの先駆者〜私はこうしてキャリアチェンジをした〜
沖本優子氏
【経歴・参加者へのメッセージ】
みずほ証券株式会社 ポスドク生活1年、バイオ系出版社の編集者として2年、を経て現在はバイオベンチャーなどへの投資を行っています。研究職だけが研究を活かす道ではない、「ダブル・メジャー」のすすめについて参加者のみなさまとお話できたらと思います。

碓井啓資氏
【経歴・参加者へのメッセージ】
2004年 東京農工大学大学院 工学研究科 生命工学専攻 博士後期課程修了(工学博士取得)
2004年 独立行政法人 産業技術総合研究所 バイオニクス研究センター 入所 (特別研究員)2006年 タイテック株式会社 入社。
博士学生、ポスドク、会社での研究、業務内容は大きく異なります。それぞれの内容とターニングポイントをお話します。

二重太郎(仮名)氏
【参加者へのメッセージ】
2004年3月 都内の某大学の、農学部の博士課程を修了。2004年4月 学生時に所属していた研究室に、そのまま博士研究員として勤務。2005年4月 診断薬開発のベンチャー企業に就職
講演内容〜企業研究員としての日々、「成功をつかみたい」と強く願い続ける毎日〜
今後のキャリア設計については、いろいろ悩まれる方も多いと思います。私も悩みは絶えませんでした。今は企業研究員として勤務し、なんとか生きていこうと必死な毎日です。これからの見えない不安というのは未だ感じていますが、もがいた中で少しづつ得るものも出てきました。そうした中での自分の経験と、そこで感じて考えたことをお話しする中で、将来について悩まれる方への何らかのヒントを提示できたら、と願っています。

山本伸氏
【参加者へのメッセージ】名古屋大学大学院工学研究科修了。NCSU、バーゼル免疫研究所留学を経て博士号取得(遺伝子工学)。UCSDにてポスドク後、日本バイオ・ラッド入社。バイオ・ラッド社ではテクニカルサポート、マーケティングを担当後現職。
講演内容〜理系のための自分マーケティング〜金・コネ・力が無くてもキャリアアップできる〜
研究からビジネスに飛び込んだ、非常識な理系博士号のキャリア・経験談をご期待ください。
(参考:がんばれ博士.com http://www.ganbarephd.com

15:45-17:45
サイコムの今後の活動:キャリアチェンジトレーニングの紹介
富田悟志氏(NPOサイコムジャパン)
演者紹介
分析化学分野の修士課程を修了後、国産機器メーカーに入社。宣伝企画の実務を経験後、博士後期課程に進学、ゲノムデザイン学を学ぶ。帰社後はマーケティングと経営会議の運営を担当。NPO法人サイコムジャパンでは経営担当理事。

演題要旨
NPOサイコムジャパンでは事業統括の理事を担当。生化学若い研究者の会の活動に携わる中で、仲間の進路が多様化するのを目の当たりにしキャリアチェンジの問題に興味を持つ。自身が企業から博士課程に出向した経緯から、同世代の仲間に相談され、企業就職のお手伝いをさせていただいたこと、帰社後、メーカーにおける論理思考やマーケティングのトレーニングの実践経験を元にキャリアチェンジトレーニングの骨組みを作成。今回は内容とその狙いについて紹介します。

檀一平太氏(NPOサイコムジャパン)
演者紹介
食品総合研究所食認知科学ユニット研究員。NEDO産業技術研究助成事業プロジェクトリーダー。学術博士。かつての研究テーマは分子生物学、ゲノム科学研究であったが、現在は、脳科学〜認知心理学の領域で、食品の脳内処理過程の研究、および、そのツールとして、光トポグラフィの解析手法の標準化の研究を行っている。

演題要旨
演者がPIを努める研究グループには、演者自身も含めて、一分野一筋の純血研究者はいない(現在トレーニング中の新規参加者1名は除く)。しかし、最初から自信を持って、分野転換を実践できるわけではなく、ある程度のサポート、情報入手、そして、意識改革は必要である。それでは、いったい、キャリア展開のためには、どのようなことを行えばよいのか?脳科学的観点と実戦経験を元に、キャリア展開成功への戦略マップ作成法を紹介する。

17:45-18:00
閉校式
榎木英介(NPO法人サイコムジャパン代表)

18:10-20:00
懇親会(ファカルティハウス内のホールにて開催)

定員
30名程度

参加費(資料や懇親会費を含みます)
若手理系人  2,000円
サイコム会員の若手理系人  1,000円
その他の参加者(スポンサー) 15,000円
(上記以外の人材紹介会社、研究機関等のポスドク支援室などキャリアチェンジを支援する方々)

参加費の支払先
夏期講座へのご入金を持って申し込み手続きの完了と致します。メールでのお申し込みのあとご入金をお願いいたします。

問合せ先 阿部純子junkoabe@kt.rim.or.jp
070-5456-0346(富田)

お振込先
受取人: 特定非営利活動法人 サイエンス・コミュニケーション
(受取人略称: トクヒ)サイエンスコミュニケーション)
銀行名:ジャパンネット銀行 (銀行番号 0033)
支店名: 本店営業部 (支店番号001)
カナ店名:ホンテン
科目:普通預金
口座番号:6888403


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