≪福島オデュッセイ≫・・・映像と連続討議の夜

映像：桜井均（ドキュメント映像作家、ＮＨＫで40年以上報道ドキュメンタリーを作り続ける。受賞多数）
討議：鴻英良（演劇批評、ロシア芸術思想）×芥正彦（演出家）＋ゲスト＋当日自由参加の方

≪テーマ≫
㈰「スペクタクル社会」と核。
㈪「そのとき国体が壊れた」
　ペリー来航――ヒロシマの原爆――福島第一原発事故
㈫デモスはコロス化する。"悲鳴としての「福島」”。
　――嬰児殺し・山の上の巨人――感情浄化システムと暴力装置。
㈬世界は今もって"ダナオイの贈り物”によって動いている
㈭オデュッセイとは「誰」なのか「何」なのか
以上について皆さんと4日間映像とともに連続討議したいと思います。ふるってご参加下さい。


日時：
9/29（土）4:30PM 開場　5:00PM 開演
10/3（水）、4（木）9（火）6:30PM 開場  7:00PM 開演
場所：ライブハウス　コレド
　　　港区赤坂9−6−41　乃木坂ビルB103-3470-2252 （予約可）
　　　地下鉄千代田線乃木坂駅 2番出口すぐ右隣のビルB1
入場料　1000円　定員70名
問合せ　03-3470-2252  コレド
　　　　03-3351-9429 ホモフィクタス

●私たちはプロジェクトを起動します。それを『福島オデユッセイ』と名付けます。
既に「福島」は象徴として機能し、私たちに不可視な“契約”を誕生させました。
社会的・存在論的にです。一方それは核物質という宇宙創生の秘密にかかわると同時に、
生命の発生システムそのものに関わる現実レベルの倫理的問題でもあるわけです。
それは私たちに新しい言語活動を要請してきます。
この多種多様な欲望をスペクタクル化する奸計のシステムとして機能している"世界経済＝悪の自然史”の空間体系を、
越えて、あるいは突き抜けて、新しい"価値交換”の場を見出せるか、また普遍の"約束"は発見し得るのか、
もしそれが不可能ならば何故不可能なのか、を問い続ける旅になるでしょう。
またそれは、人間存在をめぐる全く未知な"不条理"にぶつかり、座礁することになるかもしれません。ともかく船出します。

来たる9／29（土）より、1stパフォーマンス開始です。
是非ご参加下さい。

委員：
芥正彦（演出家、劇作家）
浅利誠（ボルドー大教授）
鴻英良（演劇批評、ロシア芸術思想）
熊谷朋哉（編集）
小松美彦（生命倫理学）
桜井均（ドキュメンタリー映像作家、大学講師）
桂　秀実（評論家）
長谷川六（ダンサー、舞踊批評）
万代博実（演劇プロデューサー）
宮田徹也（美術思想史）

協力：
・ラジオデイズ
・スローガン
・ホモフィクタス
・ライブハウス　コレド