Living Together Loungeにようこそ! Living Together Loungeは、HIVを持っている人も,そうじゃない人も、ぼくらはもう一緒に生きている。そんなリアリティを、音楽と共にお送りする日曜日の夕暮れ時のパーティです。 HIV陽性者やその周りの人による手記の朗読と、ライブを月に一度、お届けしています。
「Twitterなんか見ててもさ、なんだかみんな忘れっぽいんだなあっておもうの」と友達が話していた。「あんなに震災のあとに溢れていた『がんばろう日本』も『Pray for Japan』も、みんな芝プーの話題一色だもんね。まあそんなもんだとは思ってるけどさ」 しんどいこと満載の人生を、それでもなんとか乗り切らせるのは人間の「忘れる」という機能のおかげだともいえると思う。いつまでも痛みが消えなかったらやりきれないことだろう。HIVだっておんなじだ。そして「忘れる」こともなにもかも総動員して痛みを乗り越えた人のことまで責めることなんて誰にも出来ない気がする。 それでも、先日会った20代のゲイの男の子が、毎週末には福島県にいって瓦礫の後片付けや避難所に炊き出しのボランティアに行ってる話をしてた。覚え続けてることを出来る人が、続けていくこと。続けていることがあることを改めて思い出した。