<靖国>を問う連続企画VOL.5
学習会「靖国と改憲――『ルポ改憲潮流』を読みながら――」

●日時：2006年7月17日(月)18:00〜
●於：京都大学文学部東館第9演習室
　http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/map.html
　(市バス206号系統「京大正門前」下車、
　または京阪電車「出町柳駅」下車、東へ徒歩10分)

●テキスト：斎藤貴男『ルポ改憲潮流』（岩波新書,2006年）
【目次より】
財界の意志と加害の記憶――衛星プチ帝国への道〈前編〉
首相の靖国参拝は「心の問題」か／遊就館のゼロ戦／靖国の“正義”／財界の意志／湾岸戦争の“屈辱”／市場経済と改憲／アメリカと同じ価値観を共有する国
新自由主義と靖国の接点――衛星プチ帝国への道〈後編〉
経済同友会憲法調査会委員長へのインタビュー／軍事力による解決／「資本主義のためのゆすり屋、やくざ」／知性派財界人の懸念／グローバル時代の戦争／靖国８月15日の風景／ふたつの違憲判決／ある原告の戦後／血の叫びと、日本の大衆の受け止め方／グローバリゼーションと2003年の忠魂碑

●主催：<靖国>を問う連続企画実行委員会
　yasukuni-renzokukikaku@hotmail.co.jp


【おまけ】
7･17は「海の日」。
「海の日」は戦前「海の記念日」として戦意高揚のために活用された「祝日」である。その由来は戊辰戦後の1876年、明治天皇ムツヒトが征服したアイヌモシリ・東北地方を「巡幸」した際、汽船「明治丸」で7月20日に横浜港に無事帰着したことを「祝った」ことから。戦後廃止されたが、A級戦犯笹川良一の日本船舶振興会などが民間で「祝い」続け、署名運動や右翼地方議会決議採択運動を積み重ね、戦後50年目の95年に復活、「国民の祝日」として制定され翌年から施行された。ちなみに笹川良一は「海の日」制定の95年7月18日に死亡。