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開催終了◆意見発表・交換会のお知らせ

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2011年09月18日 16:55 更新

◆意見発表・交換会のお知らせ


日 時:平成23年9月24日(土) 17:30会場 18:00開始

場 所:文京区民センター (3ーD会議室 )03(3814)6731

http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_shisetsukanri_shisetsu_civic.html
アクセス:地下鉄 春日(大江戸線、三田線)、後楽園(丸の内線、南北線)、JR(水道橋) 東京都文京区本郷 4-15-14


発表者:児玉友春(30歳) 立教大学大学院文学研究科史学専攻後期博士課程4年 日本ナショナリズム研究所研究員

議 題:「国家の独立とは何か、国家の滅亡とは何か」 ※議題に基づいて意見交換を行います

※参考文献 『文明論之概略』(岩波文庫)


【議題概略】

 国家の独立とは何か、国家の滅亡とは何か、そのことについて具体的に論じたのは、福沢諭吉であった。いま、彼の思想を読むことは、滅亡の危機にある日本人にとってこの上なく有益である。日本が弱小国に過ぎなかった明治八年、『文明論之概略』(岩波文庫)で福沢はズバリと日本人がなすべきことを述べている。

 明治八年というと、西暦でいえば一八七五年である。この近くには、一八四〇〜四二年に行われたアヘン戦争、一八五七〜六〇年のアロー戦争、一八八五には英緬戦争(イギリスビルマの戦争)があった。いずれも、イギリスやフランスがアジアを植民地化した。ビルマでは凄惨極まりないイギリスによる虐殺があったことは有名だ。福沢は、洋学者であったから、実際に世界を回り、帝国主義の脅威を肌で感じていた。

 香港でクーリー(苦力)が、イギリス人にステッキで叩かれながら働いている様子をみて、大きなショックを受けたこともある。

 だからこそ、「国体とは政権」のことであり、「国体を保つことは政権を保つこと」と述べたのである。彼にとって、国体とはあくまでも具体的な価値を持つものであり、新井白石の言ったような国家の体面としての「国体」でもなければ、「日本の民族性」といったわけのわからぬ抽象的な言葉でもなかったのである。昭和一二年に出された『国体の本義』では、「国体とは政権だ」という言い方はされていない。なぜならば、日本の独立や政権を、世界で脅かす存在はもうなくなっていたからである。明治初年に福沢が国体論を展開した時期とは、時代背景が全くといってよいほどに異なっている。時代が経てば経つほど、国体に具体性が失われ、抽象的な言い方になって、日本国民を惑わした。

 国体護持を唱えて、日本は大東亜戦争に敗北したわけだが、天皇家は残っても、福沢の言わんとする国体は失われたのである。


会場負担費:千円

連絡:西村(090−2756−8794)

主催:主権回復を目指す会 日本ナショナリズム研究所


http://nipponism.net/wordpress/?p=4919

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