「人々は道に出ている。苦しみを忘れるために歌っている。」


文化と尊厳こそが全てが崩れるた時に残るものではないでしょうか。ハイチ出身で、カナダに在住するハイチ出身のダニー・ラフェリエールは、著作『ハイチ震災日記―私を中心に全てが揺れている』（藤原書店より日本語訳が刊行予定）で、自らが経験した2010年ハイチ地震を、誇張や過度の叙情表現に陥ることなく語っています。ラフェリエールは今回の来日で芭蕉の奥の細道を辿り、同じく大きな地震に襲われた東北を旅する予定です。この旅から戻ったラフェリーエルが「読書の秋」に登場します。


ダニー・ラフェリエール：2009年刊行の『帰郷の謎』(仮題。藤原書店より2011年秋に邦訳が刊行予定。訳：小倉和子）でメディシス賞を受賞。早稲田大学教授、日本ケベック学会の副会長を務める立花英裕が司会を務めます。



講演会の後にはサイン会を予定しております。本のご予約は欧明社にて承ります。

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2011年10月08日 (土) 19時00分 - 21時00分
入場無料、定員108名＊先着順に入場していただきます。
フランス語と日本語、同時通訳付き
お問い合わせ: 東京日仏学院 03-5206-2500