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開催終了サマーコンサート2009

詳細

2009年02月08日 03:36 更新

日時:2009年5月16日(土)
   開場 17:30
   開演 18:00

場所:京都こども文化会館
   
チケット 前売り 500円
     当 日 700円




サマーコンサート2009


1部 池田陽子 指揮
   ・歌劇「セビリアの理髪師」序曲  G.ロッシーニ/E.マルチェリ
   ・交響的間奏曲 “晩年に”     H.ラヴィトラーノ
   ・ツップオーケストラの為のメキシコ組曲
                    E.アングロ

2部 井上雄太 指揮
   ・そよ風             武井守成
   ・小行進曲“ルイーズ”      武井守成
   ・日本狂詩曲           伊福部昭/佐田悟志
       第一楽章 「夜想曲」
       第二楽章  「祭」     (斯界初演)

3部 井上雄太 指揮
   ・アラビアンナイトより
       音楽物語「アリババと四十人の盗賊」
                    鈴木静一 作曲・構成






プチ曲目紹介
ほぼコピペになりますが、少し曲目紹介しておきます。


−1部−


*セビリアの理髪師

『セビリアの理髪師』(セビリアのりはつし、伊: Il Barbiere di Siviglia)は、フランスの劇作家カロン・ド・ボーマルシェの書いた風刺的な戯曲、ならびに同戯曲を題材にジョアキーノ・ロッシーニの作曲した2幕のオペラ・ブッファである。本項ではオペラ作品について扱う。なお、ロッシーニに先立ってジョヴァンニ・パイジエッロが同戯曲により同名のオペラを作曲している(1782年初演)が、ロッシーニ作品の成功によって忘れられた存在となった。

原作の戯曲は1775年に書かれ、喜劇『フィガロの結婚』(第2部 1786年/モーツァルトがオペラ化、同年初演)、正劇『罪の母』(第3部 1792年)とともに3部作と言われている。オペラ作品のリブレットはボーマルシェの戯曲に基づき、チェーザレ・ステルビーニが書いた。初演は、1816年2月20日にローマのテアトロ・アルジェンティーナで行われた。ロッシーニのオペラの中で最も速い二週間で作曲され、現在でも頻繁に上演される。


 よく聞く曲名ですが、意外とどんな曲だったか思い出せない方が多いんではないでしょうか。最後の piu mosso がとても難しいです。高音、低音が同じ動きをしています。・・・そう、ベース目線な話です。





*交響的間奏曲 “晩年に”

この作者の「レナ一タ」「ロマンツァとボレロ(雪)」「ローラ」の三大作は早くから日本で親しまれていた。
ナポリ港頭のイスキア島出身であるが、早くからフランスに帰化(作品の著作権はフランスに在ってイタリアにない)、フランスの植民地アルヂェリアのボーナに居住していた。
1934年12月16日此処で逝いたのであるが、本曲はその前年1933年3月マチョッキの主宰していたエステュディアンティナ誌に発表せられたものである。

前記三大作の
「ローラ」がトリーノのイル・マンドリーノで1903年出版、
「ロマンツァとボレロ」がミラノのイル・プレツトロで1910年出版、
「レナ一タ」がパリーエステュディアンティナで1910年出版、

本曲の出版せられるまでに20余年のブランクがあり、その間の消息は仝く掴めていないのであるが突如数曲が新たに出版せられたのである。
出版の情況から凡てを判断するしかないのであるが、筆者がこれを見出すまでの経緯を知る人はないので書いておきたい。
当時エステユディアンティナ誌を継続購読したような日本のマンドリン愛好家は居ない筈であったが、京大出身のマンドリン愛好研究家で医師の鳥井諒二郎氏は奇跡的にも揃えて購読していたのである。
筆者が同志社マンドリンクラブの技術顧問に招かれて屡々(しばしば)京都に赴くたびに、既に親交のあった鳥井氏を訪ね、蔵譜を洽(あまね)く拝見して其処に数曲のラヴィトラーノの新たな作品を見出し驚喜、取敢えず親しい同好者にコピーを頒布したのが発端である。
従ってそれ以前に日本では演奏されていない佳曲なのである。
筆者は別にそれを誇るわけではないが、筆者のような異状な愛好者が介在することによって少からず馴染まれるに至ったもの、こと、が相当にあるのを多少は知っておいて貰いたい。
近頃プログラムに編曲者名を明示しない所が沢山あるが、編曲者の介在することによって仲介されるのであるから当然記さるべきことである。
 前置きが長々となったが、本曲には冒頭にフランスの著名な抒情詩人ラマルティーヌの詩の一節が掲げてあるが訳詩が難解なので此処には掲げない。
変化にも富んでいるが、人生の晩年の哀愁がヒタヒタと迫り、ひとたびこの音の中に身を置くと、過ぎ去った様々の回想が湧いて、涙を禁じ得ない。
 弾くメンバーの方々はまだまだ春秋に富むからそれほど身近なものではないが、長寿国にはなったものの、80才を越すと憚(はば)からず天寿と称し、90才を越した筆者などはもう晩年と称する域はとうに過ぎ去っている。
が、メンバーの方々も又これを聴く方々もいずれはこの曲が身近になることは確かであるので、そうした思いで聴いて頂きたい。


[いる・ぷれっとろ番外編]


Au Crepuscule de La Vie
Hyacin the Lavitarano
晩年に
イヤチント・ラヴィトラーノ 作曲

本曲の存在も「道化師(Colombine)」同様、第二次大戦中にも拘わらずL'Estudiantina誌を購読していた京都の医師・鳥井諒二郎氏(故人)のお陰である。
恐らく日本はおろか、イタリア、フランス、ドイツにも存在しないと筆者は思っている。今回録音した13曲のうち、奏者全員が感銘したのが本曲で、作者が没したアルヂェリアにはその遺家族の手に未知の佳曲が存在していたのに違いないのであるが、アフリカのアルヂェリアという土地が無縁で、手の施しようがなかった。
今世紀初頭のマンドリン音楽隆盛時には、イタリアで屡々(しばしば)催された演奏コンクールには地中海を隔てたアルヂェリアからも参加するほどの交流があったのである。
本曲の出版は1933年3月号L'Estudiantina誌である。


遺稿
中野二郎編著
「マンドリン ロマンの薫り2集」より


 この曲に対しては何も述べる事が・・・。先生の肝いりなので、合宿でもかなり細かく丁寧に見てもらえることと思います。





*ツップオーケストラの為のメキシコ組曲

エドゥアルド・アングロ(1954〜 )はメキシコの音楽一家に生まれ、5歳で母親からピアノを習い、7歳で国立音楽大学への入学を許される。その後、ハーグ王立音楽学校でヴァイオリンと作曲を学んで1975年の卒業時には優秀賞を受賞、ヴァイオリンとピアノの独奏者として演奏活動に入った。近年はメキシコを本拠地として作曲活動に力を入れており、1996年にブエノスアイレスで開催されたアルベルト・ヒナステラ国際作曲コンクールでは『管弦楽とギターのための2つの祈り』が奨励賞を受賞している。


?.Jarabe Colimeno  ?.Serenata   
  ?.Huapango Criollo  ?.Vals  ?.Polka
 以上の六つの楽章から成り立っています。3/4と6/8が混在する非常にやらしい曲ですね、全ての楽章がそうではありませんが。両拍子が混在する楽章は、音取りは出来そうなんですが、指揮者やパート間の揃える事が難しいと思います。
 アングロは全部でマンドリンの為に5曲の作品を残しています。2つがマンドリンオーケストラの為の合奏曲で、残り3つはマンドリンオーケストラの為のギター協奏曲等です。
 2つの合奏曲なんですが、本曲は元々絃楽合奏曲として作曲され、後に自身によって編曲された作品である。もう1つは「ツップオーケストラのためのディヴェルティメント」です。両作品ともラテン音楽に依拠している為に曲調は似ているそうです。前者がメキシコ民俗舞踊による組曲であったのに対し、後者は『「複数楽章で構成される器楽曲」という以外に制約がない自由な形式であるディヴェルティメントとし、情景あるいは心情を描写したと思われる第1・第3楽章と典型的なラテン舞曲である第2・第4楽章を組み合わせている。』との事です。





−2部−


*そよ風

終戦後間もない 1947 (昭和22)年 8月の作曲で、同年 11月に 武井守成 (1890 - 1949) 自身による指揮で NHKの ラジオを通じて初演され、その後も毎晩放送終了前に放送されていた曲だそうです。 なお題名には "そよかぜ" の仮名がふられています。

曲は ロ短調、2分の2拍子、アンダンティーノの、三連音が多用された ざわつくような ギターの低音の中、マンドラの高音から マンドリンへと わびしいような旋律が引き継がれていきますが、やがて ロ長調、レントに転じてから 天高く澄み渡った空に微風が吹き渡っているかのような 印象のものとなり、さらに イ長調、4分の3拍子になって、アレグレットの ゆったりとした中で しみじみとした感傷を残して終わります。

マンドリンの トレモロ が将に "微風" そのものを印象づけていることもさることながら、同じ武井の ギター曲 : 「大利根」 と同様、長調の部分で 大自然の "スケール感" を感じさせる曲だと思います。


 演奏時間3分にも満たないとても短い小品です。こちらも1部二曲目同様、先生からどうか、と云われまして聞いてみるとアマディのような、でもアマディには無い日本的な(当たり前ですが・・・)イタリアオリジナル作品といった感じの佳曲でした。





*小行進曲“ルイーズ”

 こちらの曲も3分程しかない小品です。
 副題として“ルイーズ”とついています。これは、スウェーデン皇太子と皇太子妃が訪日され、この曲を御前披露したところ、感銘をうけられたらしく、皇太子妃のファーストネームからお名前を頂戴し、“ルイーズ”としたとの事です。
 因みに、この曲は奈良高校ギター・マンドリン部のテーマソングらしいです。
 立命では初演になります。





*日本狂詩曲

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%8B%82%E8%A9%A9%E6%9B%B2

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E7%A6%8F%E9%83%A8%E6%98%AD#.E7.B5.8C.E6.AD.B4


 上記のウィキを見ていただけたらなと思います。曲を作るまでの経緯が事細かに記されているので、是非見てください。

 ほぼ処女作に近く、独学でここまでの曲を作れる伊福部昭はやはり凄いですね。あの芥川也寸志の師匠ですからね。
また、立命館でも一度取り上げられた事のある氏の作品「交響譚詩」と関わっています。

 編曲者の紹介をいたしましょう。今回、斯界初演をするにあたって編曲の委嘱させていただいた佐田悟志は上野高校からコントラバスを弾き始め、当校のマンドリンクラブに入部。2002、2003年は指揮者としても活躍されました。卒業後は井上泰信氏音楽総監督の「ARTE MANDLINISTICA」にてコントラバストップとして活動されている。
 在学中から作曲を始め、上記の団体では編曲も披露なされた。
 また、マンドリン界以外でも、自作の曲を発表されたりと幅広い分野で活躍されている。





−3部−


*アラビアンナイトより 音楽物語「アリババと四十人の盗賊」

 過去には華頂短期大学マンドリンクラブが弾いたという情報を得ました。数ある鈴木静一作品の中でもかなり大穴な存在ではないでしょうか。勿論、立命館大学マンドリンクラブでは初演になります。30分近くの演奏ということで、3部は本曲のみとなりますが、お帰りの際に聞きにきて良かった、暑かったなと言われる様に部員一同頑張ります。・・・いつものように頑張ればいいとは思うのですがね;;










以上、ほぼコピペではありますが、少しばかり曲目紹介させていただきました。皆様、“ともだち”等々お誘いあわせのうえ、ご来場下さい。

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