HARDSOULのスマッシュヒットとなったRon Carrolをフィーチャーした「back Together」は、世界的な大ヒットとなり、HARDSOULのDJとしてプロデーサーとしての地位を揺るぎないものとした。 HARDSOULは、RoogとGreg van Burenによる兄弟ユニットで構成されており、幼少の頃よりクラシックピアノを習い、共に作曲をしていた。Roogは、2000年、2001年、2002年の「Dutch Magazine」「Bassic Groove」によるオランダNO.1ハウスDJの投票で連続して、第一位に選ばれている。2004年には「Nieuwe Revu Magazine」のオランダのもっとも人気あるクラブDJとして選ばれた。TiestoやSystem Fなどの大型パーティーを手掛ける、世界最大のパーティーオーガナイゼーショングループ「ID&T」の2003年、2004年のハウスDJランクでも、Roger Sanchezと共にもっとも高いランキングに入っている。しかし、何と言ってもやはりHARDSOULをこれほどハウスミュージック界で有名にしたのは、2003年の「BACK TOGETHER」に他ならない。これは、HARDSOULのファーストシングルでは無いが、「BACK TOGETHER」でUK DJマガジンの「DJ MAG HYPE CHART」カテゴリーで第一位に選ばれるなど、一気に世界がHARDSOULに注目するきっかけとなったのだ。 また「BACK TOGETHER」は、「Hed kandi- Beach house」、「Defected in the house by Simon Dunmore」、「Soul heaven by Louie Vega」、「Defected in the house by Kenny Dope」、「Southport Weekender by Joey Negro」、「Miguel Migs」、「 Ministry of Sound Germany by Knee Deep」等、数多くのコンピレーションにライセンスされた。2004年には、UKのもっとも有名なラジオ番組BBC1の『ESSENTIAL TRACKS』内で、Pete Tongの選ぶ「Essential Selection Track of the Year」と、「Outstanding Vocal」のカテゴリーにもノミネートされた。これまで、"SOULFURIC"レーベル、 UK NO1のハウスレーベル"DEFECTED"から、DANNY MARQUEZ "AFRO CATALANS"等々の数多くのリリースを行って来たが、世界NO.1ハウスDJ Roger Sanchez自身のレーベル「Stealth Records」からもCarl Kennedy「The Love you bring me」をリリース。2005年、UKレーベル「MN2S」の10周年記念コンピレーションCDが、3月にリリースされた。現在、Hardsoulは、オランダ最大のクラブ『Ajax』でのレジデント、IBIZAの伝説「Defected in the HOUSE」のパーティーでSandy Rivera、Junior Jack、Joey Negro、Ian Careyらと共に出演、その卓越したミックステクニックは、寸分の狂いも無く、またグルービーなサウンドは数千人の観客を熱狂させた。NEW YORKではクラブ『Cielo』にて、レジデントDJとしてプレイしている。今回、日本初来日となるHardsoulのプレイは、ハウスミュージックファン垂涎の、必見必聴のプレイとなるであろう。