菅原幸子(ピアノ) 札幌に生まれる。遠藤道子、井口愛子に学ぶ。桐朋学園大学を卒業後、ベルリン音大にて、ハンス・エーリイッヒ・リーベンザーム、ケルン音大にてアロイス・コンタルスキーに師事。ソリストとして、ピエール・ブーレーズ、シルヴァン・カンブルラン、ペーター・エトヴェシュ、ハンス・ツェンダー、ペーター・ルンデル、秋山和慶といった指揮者と共演。トリオ・アカント、木場倶子、辺見智子を始め、数々のソリストと室内楽を共演する他、多くの作曲家からソロ曲を贈られている。夫であるラッヘンマンの作品も数多く手がけ、Kairosからリリースされた"Serynade"はドイツ、レコード業界賞を受賞した。 演奏活動の他に、ザールブリュッケン音大の客演教授を始め、ニューヨーク、シカゴ、北京、ヨーロッパ各国にて、講習会、ワークショップを通じて、現代ピアノ音楽の指導に努めている。ダルムシュタット、クラーニッヒシュタイン音楽賞他、国際音楽賞を多数受賞。ソロ、室内楽の演奏が、Wergo, Col legno, Kairos, Hat hut, Fontec, Verso他からリリースされている。