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開催終了高田元太郎 ギター リサイタル <プレイズ・バッハ>

詳細

2010年08月01日 18:54 更新

tomomiさんから以下のイベント掲載依頼をいただきました

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高田元太郎 ギター リサイタル <プレイズ・バッハ>

門下生達は彼の編曲で国際コンクール入賞を果たすなど、バッハ編曲に定評がある高田元太郎本人が、満を持してバッハを中心としたプログラムに挑む。ギターによる無伴奏チェロ、無伴奏ヴァイオリンの定番の響きを覆す編曲センスが聴きどころ。春のコンサートで話題となった高田オリジナル選曲のサンスも披露される。高田といえば、南米ものやロックのCDのイメージが強いが、バロック音楽は実は彼の専門で、南米時代にはバロック合唱団の通奏低音奏者も務めた。数年前の東京オペラシティB→Cではチェンバロの西山まりえとも共演。また最近ではスペイン・バロックのガスパール・サンスの新編曲を紹介するなど、その演奏スタイルは古楽関係や各方面からも注目されている。この秋、必聴のコンサート。

9月15日(水)
開演19:00(開場18:30)

曲目: 無伴奏チェロ組曲第1番、第3番、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 他
会場: 杉並公会堂小ホール
http://www.suginamikoukaidou.com/access.html
チケット: 前売り3500円 当日4000円(全席自由)

チケット取扱: アルトフィールド チケットオンライン
http://confetti-web.com/ticket/ticket.asp?G=al00ld90&S=100915
※カンフェティのシステムを介してアルトフィールドから直接ご購入頂けます。
お支払い、お受け取りは全国のセブン・イレブンとなります。
購入でもらえるカンフェティポイントは、次回公演や他公演でご利用頂けます。
また、1枚購入ごとに、途上国の子どもたちに「BCCワクチン1人分」が寄付されます。

カンフェティチケットセンター 0120-240-540 (平日10-18時)
イープラス http://eplus.jp/
現代ギター社GGショップ 03-3530-5342 メディアカーム 03-3255-5281
アウラ 03-3876-7207
ご予約・問い合わせ: info♪altofield.co.jp(♪を@に替えてください) 
TEL: 03-3813-0394 FAX: 03-3815-7930
協賛:仏 サバレス社、クレハ合繊株式会社
後援:社団法人日本ギター連盟
協力:アルトフィールド音楽教室
主催: (株)アルトフィールド



リサイタルによせて

 ヴァイス、バッハ、サンスのようなバロック時代の作品はクラシックギターの重要なレパートリーとして昔からよく弾かれている。僕も留学以前から好んで弾いていた。しかし、これらのレパートリーを古楽の演奏スタイルに則って弾くべきだと感じたのはエドゥアルド・フェルナンデスの影響が大きい。彼にはバロックだけでなく、それ以前のミラン、ナルバエスといったビウエラ作品をタブラチュアを読んで演奏することまで教わった。
 その後、ボリビアのラパス国立音楽院の教授に就任してから、僕とバロック音楽のつながりはさらに深まった。丁度、この時期ラパス音楽院にポーランド人音楽学者ピョートル・ナヴロットがボリビアに埋もれているバロック音楽を発掘・調査するために滞在していたのである。ボリビアの教会に長い年月を隔てて眠っていたのは、コロンブスの南米大陸発見以降、スペイン人がキリスト教布教のために先住民族と一緒に演奏した宗教曲であった。これらのアーカイブをピョートルが現代記譜法に則った楽譜におこし、それを音源とする作業に僕も関わっていた。バロック合唱団の通奏低音パートをギターで演奏したのである。先住民の言語で歌われる賛美歌、南米の強烈なリズムを持つミサ曲。その頃、南米バロック音楽の発掘・演奏は古楽界でセンセーションとなっていて、ボリビアのスクレでは南米バロック音楽祭が開かれて世界各国のバロック・アンサンブルがボリビアに集まり、僕もこのフェスティバルに演奏で参加した。この経験を経て、僕のバロック音楽に対する考え方は180度変わった。
 今回、バッハとともにガスパール・サンスの楽曲をとりあげるのは、今年がサンス没後300年のアニバーサリーであるからだ。サンスの曲たちはバロック・ギター用のタブラチュアとして残されているのだが、クラシックギターのレパートリーとしてはイエペス編の「スペイン組曲」がスタンダードで、イエペスが選ばなかった楽曲はクラシックギタリストに演奏されることはほとんどなかった。しかし、古楽界では上記のような理由で、サンス、ムルシアといったスペイン・バロック音楽に対する演奏解釈がかなり変わってきている。南米バロックの影響である。特に、ムルシアの未発見のタブラチュアが数十年前にメキシコで発見され、その内容が原初の南米フォルクローレのようなものとわかってから、スペインのバロック音楽を民俗音楽的に演奏するグループも増えてきている。
 ギタリスト達にとっては崇高な、気高い音楽として考えられているバロック音楽。しかし南米でギターを学び、南米民族音楽やタンゴを演奏し、ロック・ポップスをも演奏する高田元太郎だからできるバッハ無伴奏作品の解釈やサンスの演奏があるのではないか?バッハ無伴奏曲の編曲も、従来のクラシックギター用アレンジとは一味も二味も違う部分を味わっていただければと思う。

高田 元太郎

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コメント(9)

  • [1] mixiユーザー

    2010年08月01日 20:02

    これを聴きのがしたら一生の不覚。
    見届けさせて頂きます。
  • [2] mixiユーザー

    2010年08月01日 22:31

    仕事休んで行きますよ(^_^)
  • [3] mixiユーザー

    2010年08月01日 23:26

    高田先生はあまりにもピアソラ弾きとのイメージでしか眺めていませんでした。

    もし東京に住んでいたら絶対に行くでしょう!!!

    でも九州に住んでいる僕は無理です。(泣)。

    お願いですからコンサート・リポートを聞かせてくださいね。

    高田元太郎先生を僕は尊敬しています。
  • [4] mixiユーザー

    2010年08月02日 00:11

    行きたいです!!
    会社が遠い(と言っても泉岳寺ですが)ので
    どうやって間に合うように抜け出すか策を練ります。
  • [5] mixiユーザー

    2010年08月08日 18:09

    行きます。
    予約済みです。
    生で聞くのは初めてです。
  • [6] mixiユーザー

    2010年08月09日 08:14

    行きます。
    楽しみです。
  • [7] mixiユーザー

    2010年09月15日 13:28

    本日の演奏を楽しみにしています!!!
  • [8] mixiユーザー

    2010年09月15日 18:32

    行ける皆様が、うらやましい〜あせあせ(飛び散る汗)この世界の片隅で応援しておりますギタームード
  • [9] mixiユーザー

    2010年09月16日 02:24

    追伸:高田元太郎先生は理工系の大学を出られて確か博士号の論文も書いておられると聞いています。
    ギターまでが天才的なので完全に脱帽です。

    すごい音楽会でしょうね!

    彼を敬愛するのはそこにあります。

    上のは上の人物がいるものです。
mixiユーザー
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  • 2010年09月15日 (水) 開場18:30
  • 東京都 杉並公会堂小ホール
  • 2010年09月15日 (水) 締切
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参加者
6人