公開講演会
第５4回東アジア歴史文化研究会のご案内

この度の研究会は、作家神渡良平氏に『歴史を動かした男 西郷隆盛−敬天愛人に学ぶ』というテーマで語っていただきます。皆様もご存知のように、大河ドラマ「篤姫」では、いよいよ大老井伊直弼による安政の大獄がはじまりました。薩摩藩主島津斉彬に用いられ、活躍していた西郷は、斉彬の死後、5年にもわたる島流しになります。どん底から這い上がり、そして幕末のわずか数年の間に薩長連合、大政奉還、鳥羽伏見の戦い、江戸城無血開城、そして明治になって廃藩置県、その他数え切れない功績をたてていきました。いったい何が西郷隆盛をそのように突き動かしてきたのか。その知られざる西郷隆盛の生きざま、思想を学んでまいります。

日　時 2008年８月２８日（木）午後６時〜８時30分
場　所 常圓寺・祖師堂　地下ホール
東京都新宿区西新宿7-12-5（JR・地下鉄新宿駅西口徒歩６分）
?03-3371-1797
テーマ 『歴史を動かした男 西郷隆盛−敬天愛人に学ぶ』
講　師 神渡　良平氏（作家）
参加費 2,000円
連絡先 Eﾒｰﾙ e-asia@topaz.ocn.ne.jp

神渡良平（かみわたり・りょうへい）氏プロフィール
１９４８年鹿児島生まれ。九州大学医学部中退後、新聞記者、雑誌記者を経て独立。取材国は５０数カ国に及ぶ。３８歳のとき脳梗塞で倒れ一時は半身不随と成ったが、必死のリハビリで再起。この闘病生活中に、人生はたった一回しかないこと、またどんな人にもなすべき使命があってこの地上に送られていることを痛感する。そしてかけがえのない人生を取りこぼさないためには、自分の経験の範囲内で考えることではなく、先人たちが掴んだ人生の知恵を活用すべきことに気づく。こうして闘病中に起草した『安岡正篤の世界』がベストセラーに。以後、次々にベストセラーをうみ出し、講演や執筆に活躍中。
代表作に、『安岡正篤の世界』『安岡正篤人間学』『人生の師父　安岡正篤』（同文館）、『太平洋の架け橋−新渡戸稲造』（ぱるす出版）、『宇宙の響き−中村天風の世界』（知致出版）、『マザー・テレサへの旅路』（サンマーク出版）、『人は何によって輝くのか』（ＰＨＰ研究所）、『下坐に生きる』『中村天風の言葉』（致知出版社）、『主題のある人生』（ＰＨＰ研究所）、『天翔ける日本武尊（上下）』『西郷隆盛人間学』（致知出版社）など多数ある。
ホームページ：http://www008.upp.so-net.ne.jp/kami/