マルタ・イスキエルド Marta izquierdo ([lodudo] producción) スペイン・マドリード出身、フランス在住。心理学を専攻、その後ダンスを始める。振付家カルメン・ワーナーのもと、プロのダンサーとしてヨーロッパや南アメリカで公演を行う。2002年にフランスに移り住む。カトリーヌ・ディヴェレスの主宰するレンヌ・ブルターニュ国立振付センターで活躍し、2007年にカンパニー[lodudo] producciónを創立。2008年には2つのソロ作品を制作。「She's Mine」はアヴィニョン国際演劇祭で、「Walking on Thin Ice」はブルターニュ国立劇場(レンヌ)の「Mettre en Scèneフェスティバル」で上演された。2008年、フランス政府文化交流機関Culturesfranceの助成プログラム「壁の外で」の研究給付を得て日本に滞在。砂山典子と渕上純子とのコラボレーション作品「Rojo」を制作する。音楽グループ「Marta & the Psycho Sons」でボーカリスト&パフォーマーとしても活躍。
フランソワ・グリポー François Grippeau (Association Quidam) 振付家。1966年フランス・ナントに生まれる。1993年コンテンポラリー・ダンスの国家ディプロムを取得。2000年、カンパニー「Association Quidam」をナントに設立。2004年、DEC/OFF/RAGEを制作。「OFF」はジョン・ケージのテキスト「無についてのレクチャー」を題材にした、グリポーの最初の作品である。2005-2006年、ステファン・ポヴレと「CAMPING SAUVAGE」を制作。2007年、「51min et 49 sec, pas exactement」で再びジョン・ケージの「無についてのレクチャー」を扱う。この作品は観客と批評家の双方から高い評価を得て、カンパニーが国際的にも認められるきっかけとなった。Culturesfranceとナント市からの研究助成を得て、このたびステファン・ポヴレと共に来日。
作品紹介
「33min.plus ou moins... 33分前後…」 ジョン・ケージの著名なテキスト「無についてのレクチャー」を扱ったパフォーマンス作品。フランソワ・グリポーの身体が、テキストの言葉のリズムにのってほとばしる。今回の横浜公演に合わせて制作されたステファン・ポヴレのイントロダクション・ビデオが、ケージのポエジーに対するもうひとつの解釈を加える。