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開催終了「杉林 恭雄の電子音楽」

詳細

2013年10月28日 22:30 更新

レコード・コンサート 「杉林 恭雄の電子音楽」

MIMIC RECORDS(杉林恭雄+米本実)ミニライブ&トークあり

12月22日(日)
@吉祥寺カフェ・ズミ
〒180-0005 武蔵野市御殿山1-2-3 キヨノビル7F
サウンド・イメージ研究所 0422-72-7822
JR吉祥寺駅南口より徒歩5分

18:00開場、 18:40開演(レコード・スタート)
チャージ 1,500+ドリンク代

杉林恭雄が「くじら」結成前に制作していたマボロシの電子音楽レコード『ザ・マスク・オブ・ジ・インペリアル・ファミリー』を聴く夜。
自作電子楽器で有名な米本実との電子音楽セッションが聞き物。

問い合わせ:くたじゃ松島堂 0422-45-0066

コメント(1)

  • [1] mixiユーザー

    2013年11月05日 23:53

    『ザ・マスク・オブ・ジ・インペリアル・ファミリー』について

    私が最初に「くじら」のリーダーの杉林さんの噂を聴いたのは84年頃で、カトラ・トゥラーナのドラマーの田中さんの口からだった。
    「杉林さんはね、本当に橋幸夫とか好きなんだ」
    元々独自な歌謡性が話題であった「くじら」だが、とりあえずニューウェーブにくくられるアーティストが橋幸夫好きとは面白いなと思ったのだ。そして、その直後に私は実際にノーPA時代の「くじら」を観る。
    なんかバンド全体が持つ祝祭性に圧倒されたのだが、そこには歌謡性を始め、多様な要素がひしめき合っていた。しかも攻撃性や破壊性でない形で吹き出しているのが良いなと思った。
    ところで、杉林氏は「くじら」以前になんと電子音楽のレコードを自主制作していたのだ、という事をつい最近になって知った。仰天した。そしてそれを聴かせてもらうと「くじら」を初めて観た時とは違った形で圧倒されたのだ。
    電子音楽でありながら、当時の冨田勲にも似てないし、プログレにも似てない。まして、イーノ的なアンビエントとも何か違う。ノイズでもない。おやおやと思った。
    何度か聴くと、ああ、ここにも祝祭性が漂っているじゃないか。
    この謎は、杉林氏本人と話す事で解けた。杉林氏は電子音楽を目指していたというよりも、当時は民族音楽を熱心に聴いていたと言うのだ。
    なるほど、この作品の反復性は共同体の祝祭の音楽によく現れる、長時間におよぶ反復に似ているではないか。
    しかし民族音楽にインスパイアされて、生楽器ではなく電子楽器で、作品を作るとは!なぜそんな事を思いついたのだろう?
    本人に聞いてみると「まず当時の自主制作レコードのブームに影響された。でも、一人でやるには電子楽器で音を重ねるしかないなと思った。で、大金出してシンセサイザーを買った。まだ自分のバンドもなかったし…」
    初めての『自分の作品』であったと言うのだ。そして驚く事に…
    「これができたから、自分の音楽ができるようになった。逆に言うと、これがなかったら、くじらは生まれなかったと思う」(!)
    まとめると、杉林恭雄すべての原点としての(電子)音楽作品が『ザ・マスク・オブ・ジ・インペリアル・ファミリー』なのだ。橋幸夫も民族音楽も内包して、まだ見ぬ「くじら」などの予感を孕みながら産まれたアルバムと言っても良い。
    この作品は現在まったく再発売の予定がなく、知られずに埋れて行くのは誠に惜しい!だから、何の手も加えずにレコードコンサートをやって、みんなに聴いていただく事を思いついた。よし、私はそうするぞ!
    あえてキャッチーな言い回しをすれば『みんな、日本のホルガー・シューカイの作品を聴きにきなさい』だ。古びないのに、時代性を感じさせる、不思議な傑作を。
    (素晴らしいオーディオ装置を提供して下さるカフェ・ズミに感謝いたします)
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