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開催終了第2回「須賀敦子翻訳賞」授賞式

詳細

2016年11月16日 10:54 更新

2014年に新設された「須賀敦子翻訳賞」は、1988年に創設し、2007年に中断された「ピーコ・デッラ・ミランドラ賞」を継承するもので、イタリア語の著作の優れた日本語への翻訳を評価し、広く紹介するものです。今年は、岡田温司、木村榮一、柴田元幸、四方田犬彦、和田忠彦(委員長)の5氏で構成する選考委員会が、2014年7月から 2016年6月までの翻訳作品のなかから下記の2作を受賞作として選出しました。

『プラハの墓地』、橋本勝雄訳(ウンベルト・エーコ著、東京創元社、2016年2月刊)
『偉大なる時のモザイク』、栗原俊秀訳(カルミネ・アバーテ著、未知谷、2016年5月刊)

授賞式は、11月18日(金)午後6時30分よりイタリア文化会館にて行われます。

なお授賞式では、ソプラノの川原千晶さんが、モーツァルト、ヴェルディ、プッチーニ作曲のオペラのアリアを披露します。ピアノ伴奏は岡田真歩さん。

コンサートのプログラム:
モーツァルト 《フィガロの結婚》より 伯爵夫人のアリア“楽しい思い出はどこへ”
モーツァルト 《フィガロの結婚》より 伯爵夫人のアリア“愛の神よ照覧あれ”
ヴェルディ 《リゴレット》より ジルダのアリア“慕わしい人の名は”
プッチーニ 《ジャンニ・スキッキ》より ラウレッタのアリア“私のいとしいお父様”
プッチーニ 《ラ・ボエーム》より ムゼッタのワルツ“私が街を歩くとき”


お問い合せ:イタリア文化会館 Tel 03-3264-6011 (内線23) Fax 03-3262-4510
E-mail: biblioteca2.iictokyo@esteri.it

お申し込み:件名を「11月18日授賞式」として、お名前(読み方ローマ字表記)、電話番号、参加人数を明記の上、eventi.iictokyo@esteri.itまでお申し込みください。



受賞者略歴

栗原 俊秀(くりはら としひで)
京都大学総合人間学部、同大学院人間・環境学研究科修士課程を経て、イタリアに留学。カラブリア大学文学部専門課程近代文献学コース卒。
訳書にジョルジョ・アガンベン『裸性』(共訳、平凡社)、アマーラ・ラクース『ヴィットーリオ広場のエレベーターをめぐる文明の衝突』『マルコーニ大通りにおけるイスラム式離婚狂想曲』、メラニア・G・マッツッコ『ダックスフントと女王さま』、ジョン・ファンテ『デイゴ・レッド』『バンディーニ家よ、春を待て』『満ちみてる生』、カルミネ・アバーテ『帰郷の祭り』(未知谷)がある。


橋本 勝雄(はしもと かつお)
京都大学大学院博士後期課程単位取得退学。京都外国語大学教授。専門はイタリア現代文学。
訳書:パトータ『イタリア語の起源―歴史文法入門』(京都大学学術出版会)、コラリーツィ『イタリア20世紀史―熱狂と恐怖と希望の100年』(名古屋大学出版会)、マラーニ『通訳』(東京創元社);共訳:カルヴィーノ『水に流して―カルヴィーノ文学・社会評論集』(朝日新聞社)、エーコ『カントとカモノハシ上・下』(岩波書店)、アガンベン『イタリア的カテゴリー―詩学序説』(みすず書房)など。

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  • 2016年11月18日 (金) 18:30
  • 東京都 千代田区九段南2-1-30 イタリア文化会館
  • 2016年11月18日 (金) 締切
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