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本田珠也 3DAYS

7月 5日(火) 6日(水) 7日(木)
開場19:30 開演20:00　￥3,000（1ドリンク付）
新宿ピットインにて、チケット(予約可、開場時優先入場整理番号付)前売り中。

5日 世界逸産
五十嵐一生（Tp）吉澤はじめ（P）荒巻茂生（B）本田珠也（Ds）

6日 珠也 X 達也
本田珠也（Ds）中村達也 from Losalios（Ds）ゲスト：坂本弘道（Cello）

7日 タナバタ・フリーセッション
本田珠也（Ds）坂田 明（As,Cl）スガダイロー（P）


＜現状としては天災によって破壊された建屋が、人災によって引き起こした原発によって人々を苦しめている。本当の安全とは？本当の健康は？それらはまったくこの世に「存在」しないと思われるのではないか。想定外という言葉が最近よく聞かれる。想定とは、想い定めた結果以上のことが起こってしまう事だが、人間、一寸先は闇という言葉のとおりで、想定外なんて、甘えのような言葉で、許しを乞う役人たちが憎くて仕方ない。こんなご時世、しかし否でも前に進んで行くしかない。

そして新たな挑戦が始まり、それはまた新たな出会いでもある。
今回は（っても毎回だけど）、３夜それぞれ違ったアプローチで展開される。
世界逸産（０６年に亡くなった僕の父、本田竹広を追悼するトリオ（吉澤はじめ、荒巻茂生、僕）を出発点とし、そこに飛び入り参加した五十嵐一生からなるカルテット。）お二方初共演となる、中村達也と僕とのツインドラムスを軸に、個性派チェロリスト坂本弘道が加わるトリオ。そして七夕の夜は、坂田明、スガダイロー、僕とで純粋なフリージャズをお届けする事になろう。
がんばろう日本とか、日本に勇気をとかそんな大義を振りかざすモノに何か違和感を覚えるのだけど、正しいと皆が何となく信じているもの、心のどっかで？と思うがなかなか口に出来ない事、それらを音（求められる音楽への洞察）という形で、演奏機会を与えてくれたこのピットインに感謝し、世間の価値観に流されず、あくまで自分の基準に戻り、純粋な音楽に身を投じてみたい。


傷の舐め合いより、傷に塩を塗りたくるようなそんな反骨精神が必要だ。


PUNK