王様は、物語の中にある。
と、思っていたらインドネシアには現役の王様たちが生きていました。
インドネシアの政治に王として口を出すことはないけれど、今でも王様たちは文化の発信地としての王宮を守り、文化を紡いで、後世に伝えています。
インドネシアのジャワ島には、大きく見て、ソロ、ジョグジャカルタ、チレボンの三か所に王家と王宮があります。思想、音楽、舞台に至るまでそれぞれの個性を輝かせています。
　今度のTamankayanganは、三つの王家のおすそ分けに挑戦してみます。
中部ジャワ、ソロの宮廷舞踊を学んできた川島未耒さんをお迎えして、皆様に王宮の雰囲気を味わっていただけたらなと思います。


日時：8月1日　開場　15時　開演　15時30分〜
場所：モンキーフォレスト（渋谷駅下車　徒歩10分）
料金：1500円（ワンドリンク付き）
　　　当日、浴衣のお客様、またはバティックのものをお持ちのお客様
　　　先着10名様、おまけがつきます。
　　　ご予約は、モンキーフォレストまたは、こちらまで。
　　　電話：03-3464-4633　


川島未耒
共立女子大学文芸学部芸術学専攻劇芸術コース卒業。
　15才よりジャズダンスを篠井世津子に師事。
　その後コンテンポラリー、アフリカンダンス、ヨガ、整体を学ぶ。
　1998年より飯島かほる氏のもとでジャワ舞踊を学んだ後、
　2001〜04年、STSI（現ISI・インドネシア国立芸術大学）スラカルタ校舞踊科に留学。スラカルタの優形舞踊(アルス)をスプリヤディ(Supriyadi)氏に、マンクヌガラン王宮の舞踊をウミヤティ(Umiyati)氏に師事する一方、東ジャワやバニュマス地方に伝わる舞踊も学ぶ。帰国後、ランバンサリのメンバーとして活動する傍ら、2006年リアントとジャワ舞踊グループDewandaru(デワンダル)を結成。ワークショップや公演活動を通して、インドネシアと日本の文化交流に努めている。
　
中谷　リナ
日本生まれで、ジャカルタ育ち期間もあります。
日本でDuta　Melatiに参加してインドネシア舞踊を学ぶ。
各種各地のイベントで活躍中。

中　有希（なかうき）
気がついたらインドネシアまで流されていました。
流れ着いた先はジョグジャカルタ。バゴンクスディアルジャ芸術専門学校で伝統芸能と創作を学ぶ。インドネシア国立芸術大学に留学。
帰国後は、Duta　Melatiに参加。インドネシア各地の踊りを紹介している。

Tamankayanganとは
インドネシア語で、天上の庭という意味です。インドネシアのことで緩やかにつながれますようにと考えた広場のような庭のようなそんなところ、になっていけたらと思います。