PrimeGrid's 2019 Challenge Series

"Conjunction of Venus & Jupiter Challenge"
『金星と木星の接近 チャレンジ』

http://www.primegrid.com/challenge/challenge.php

2019年1月7日(月) 14:43 〜 2019年1月22日(火) 14:43(JST 日本標準時)

Jan 7 05:43:00 to Jan 22 05:43:00 (UTC)

の15日間です。

対象プロジェクト
SoB-LLR

サポートするプラットフォーム
Windows: 32 bit, 64 bit
Linux: 32 bit, 64 bit
Mac: 32 bit, 64 bit

平均CPU処理時間: 363:30:47

AVX、AVX2、FMA3対応のアプリケーションです。この命令は多大な電力を注ぎ込む事でかなり発熱しますが高速に演算できます。負荷テストを行ったことが無い環境では温度に注意してください。



マルチスレッド最適化命令について

ハイパースレッディング付きのIntel CPUを使用する場合はBIOSからHTTを無効にするか、BOINCマネージャからCPU使用率を50%にしてください。



また、LLRのマルチスレッドモード を用いるのもオススメです。

下記の記述をしたapp_config.xmlファイルを
C：\ProgramData\BOINC\projects\www.primegrid.com\
（またはBOINCデータディレクトリがある場所）に作成します。

app_config.xml

<app_config>
<app>
<name>llrSOB</name>
<fraction_done_exact/>
</app>
<app_version>
<app_name>llrSOB</app_name>
<cmdline>-t 4</cmdline>
<avg_ncpus>4</avg_ncpus>
</app_version>
</app_config>

"4"が使用するコア数になります。クアッドコアCPUの場合はこれで良いです。
6コア、8コアCPUなど環境に合わせて変更してください。

app_config.xmlファイルを作成したら、BOINCマネージャの「Options/Read Config files」をクリックしてください。その後BOINCを再起動するかPCを再起動してください。

SoBタスクをダウンロードするとき、1つのタスクのはずが4つのタスクをDLするかもしれませんがそれは正常です。SoBタスクをDLする前にBOINCマネージャの「オプション/計算/CPU使用量の制限を"1%"のCPUコアまでに設定する」事でこれを回避できます。

LLRのマルチスレッドモードを用いる場合、あえてHTTにするメリットも一部では確認していますが環境によるので試してみてください。



mackerel氏曰く FFTサイズ的にSoBの演算時間を効率よくするには20MB以上のCPUキャッシュが必要になるとのこと。Xeon E5以上かThreadripper以上じゃないと無さげですね。