明日から津屋崎千軒民俗館「藍の家」で天然の色展が始まります。
26日まで。


天然顔料をつかった絵画...
土顔料や植物顔料を駆使した絵画の展示


1月20〜26日まで、福岡県福津市津屋崎千軒民俗館「藍の家」で開催される「天然の色展　2011」には、天然顔料による絵画や型染作品が出品されます。



土顔料は、粒子の大きさや重さが違うので、重ねる順序が変わると質感も色も変わります。
また植物顔料は混色で来ますが、わずかな加減で色が変わります。
また顔料ですから糊にあたるバインダーが必要ですが、湿度による微妙な濃度の変化で絵具の厚みや伸びが変わります。

これらを熟知していくことで作家独自の自由な世界が生まれていきます。

福岡だけでなく、東京や北海道、広島の作家達の作品がご覧になれます。　



天然顔料や天然染料の資料も展示されますので、これから使ってみようと思っている方にも、解りやすい展示になります。


資料もたくさんあります。
閲覧できる資料もあります。
実際手にとってごらんになりますと驚くようなものがたくさんあります。
生薬に使われる植物もかなりの数展示されてます。


染サンプルもたくさん。



ぜひ皆様お越しください。


また22日土曜日10時よりアースネットワーク型染講師矢出尚子氏による講演とデモンストレーションを行います。
午後には天然の色をバックに琴と尺八の演奏会が行われます。


26日には「天然染料の色と効果」藍についてのサイエンスカフェを行います。
アースネットワーク理事長角寿子氏が藍の家にやってきます。
みなさまぜひお越しください。


写真は私の日記を見てくださいね。