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開催終了21日ビッグイシューのお話です

詳細

2005年07月19日 11:50 更新


第52回「いのちと出会う会」7月21日(木)
「いのちを支援するビッグイシュー」


現在のところ出席の予約3名、予約なしで来られる方が多いので10名ほどですか。 できるだけ多くの方々にお話をお聞きしていただきたいと思っています。 よろしくお願いいたします。


   
路上で生活せざるを得ない野宿者は大阪で約1万
人近くいます。多くは高齢の元・肉体労働者であ
り不況のなか職を失った経済難民です。

 
彼らの自立の手助けをする仕事として路上で販売
する雑誌「ビッグイシュー」が2年前に創刊され
ました。その創刊の意味するものや現在の健闘す
る支援活動、将来の夢などを語っていただきます。


 
釜が崎や大阪駅周辺、上町台地の天王寺駅周辺、
四天王寺境内、そして大阪市内の商店街の軒下で
野宿者が路上生活を強いられています。

私たちは毎週月曜日の夜に大阪駅前でおにぎりや
衣類を50人ほどの野宿者に配っています。 

真冬は大阪中を回って皆さんにいただいたカンパ
で800円の中国製の寝袋を1000個、毎週配
っています。



聖徳太子は四天王寺に「悲田院」を作られて、行
き倒れの人、未亡人、孤児、病人など「貧しく小
さくされた人々」の世話をされました。 その伝
統の精神を日本国民や大阪人が継承しなくてはい
けないと思います。



ホームレス(「野宿者」「路上生活者」のほうが
釜が崎では差別用語的でないと言われますが、ホ
ームレスの方が一般的な認知になっているので、
仕方がない)とは家なき人のこと、しかし彼らに
は家庭もない。 

事情で捨てた人もいるだろうし、家族への負い目
を背負っている人もいる。

アジアのスラムの中で日本のスラムだけは異常で
大人の男だけの世界になっているといわれます。 
東南アジアのスラムはもっと貧しいが家庭がある。 
子供の楽しげな声が聞こえる。 子供の将来に期
待する親としての夢がある。 

日本のスラム、釜が崎にはそれがない。 自然も
ない。 自殺も多い。 



少しでも将来の夢をかなえさせるためにも自立の
道筋として仕事が必要。 労働は人間らしさを生
み出す元になる。 ビッグイシュー販売はそれへ
の一つの解決策と思います。 

猛暑の時も寒風吹きすさぶ中で1日中、立ちっぱ
なしの販売の仕事はつらいです。 体をこわして
脱落する人が多く、販売員が減って売り上げが伸
びないので会社が苦境に立っているらしい。
 


皆さん「ビッグイシュー」の定期購読者になって
支援してあげてください。 自立を求めて雨の中、
風の中、がんばっている野宿者の中の一握りの人
々だけでも支援してあげてください。
 

誰でもいつホームレスになるかわからない、この
今のご時世です。 誰かの代わりに、彼らが職を
失う悪いクジを引いてくれたかも知れないのです
から。

お話のあとで皆で語り合う時間を持ちます。


    話題提供者: 雑誌「ビッグイシュー」代表 佐野章二さん

      時間: 18時30分〜21時
 
参加費: 1000円(応典院寺町倶楽部会員は800円)


会場: 應典院 〒543-0076 大阪市天王寺区下寺町1−1−27
        TEL06−6771−7641 FAX 06−6770−3147 
URL http://www.outenin.com

  
最寄り駅: 谷町9丁目駅(地下鉄谷町線)?番出口より西へ坂道を下り、松屋町筋の広い道を左折100m。 徒歩で約6分
      日本橋駅(地下鉄千日前線、堺筋線、近鉄)?番出口より東へ千日前通りの広い道を東へ、松屋町筋の広い道を右折100m。 徒歩約5分


ぜひご参加ください。 皆様のご来場をお待ち申しております

コメント(3)

  • [1] mixiユーザー

    2005年07月19日 12:08

     一度は参加したいと思っています。
     石黒さんの顔晴りにはいつも頭が下がります。
     大した手伝いも出来ませんが、可能な範囲で...と考えています。
     UNICEFも大きくなり卒業したので、今は盲導犬の他、海外で臓器移植を受けて生還された平美樹さんから「国内での臓器移植を促進出来る活動をしたい!」という夢を手紙でもらい共感し、活動準備中です。どんな活動も、大きくなると難しい(人間の我やそれぞれの思惑や立場が絡み合う)事ですが、一歩一歩!やる予定です。
     共に、顔晴りましょう!!(注/頑張るは頑なに気を張るからしんどいので、笑顔で楽しく心晴れやかにガンバリたいものです。)
     では又、                      感謝。

                      明石市   辻 慶樹
  • [2] mixiユーザー

    2005年07月19日 17:08

    キエフで応援しています。
  • [3] mixiユーザー

    2005年07月28日 15:46

    「いのちと出会う会」で野宿者(ホームレス)が路上で販売している雑誌ビッグイシューの代表の佐野章二さんのお話を聞きました。 以下は「いのちの風」通信?427に書いてものです。



    佐野さんはエネルギッシュな方です。 そのお話には感銘を
    受けました。 とくにビッグイシュー販売を20歳代の女の
    子が中心になって支えているんだという話。 販売員のオッ
    チャンたちも、うきうきしているという話は印象に残りまし
    た。
     

    若い女の子が買ってくれるということがどんなにオッチャン
    たちの励みになることか。 

    「やってよかった」と思う。 買ってくれる常連の人に「い
    ってらしゃい」「おつかれさま」という言葉を出せるように
    なった。 彼らは彼らで「ホームレスに励まされた」という
    思いにうれしくなる。 路上での新しいコミュニケーション
    が始まっている。

     

    肉体労働しか経験がなくて、うつむきかげんて小さな声で販
    売する素人のオッチャンたち。 その彼らにやさしく女の子
    が声をかけて買ってあげる。 自分の娘に助けられたような
    思いがしたことでしょう。 路上販売という未知の販売形式
    に挑戦して、野宿から立ち上がろうとする人々にやさしい眼
    差しを向ける人々。 日々感動のドラマが今この日本の路上
    で起こっているのです。



    一方一昨日に聞きました。 日本人の死因のトップはガンで
    すが、20〜39歳までの死因のトップはなんと「自殺」。
     ああーなんということか。 日本人の若者の心の病の深さ
    。 簡単にポキッと折れてしまう抵抗力のなさ、精神力の
    なさ、なのか。 日本の国家的問題です。
     

    おぼれるものでも泳ぎ方を知っていれば助かる。 その人生
    での泳ぎ方を知らない、教えられていない、この時代です
    。 心の教育や宗教的情操が教えられていない、心を鍛錬す
    ることの必要性が認められていない日本の教育の悲劇ではな
    いでしょうか。 


    自殺者が3万人以上、野宿者も3万人近い。 この世界の人
    が腰を抜かすようなことが数々起こっているわが祖国に絶望
    します。 いつかこの悲劇から日本国民が学ぶ時が きっと
    来ます。 その人々はその踏み石になっている貴い犠牲者
    です。

     

    そしてこのビッグイシューの問題に関係あることとして。
     
    人生での敗者復活戦を戦っているオッチャンの姿を見て、あ
    る若いフリーターが「僕は恵まれていたと実感した」と語った。


    オッチャンたちが暑い時も熱い日差しの下で、寒風吹きすさ
    ぶ寒い時にも身を凍えさせながら、一日中生きるために必死
    で頭を下げて売っている姿。 

    就職問題で悩み、人生の問題で悩む若者にとって、その姿か
    ら学ぶものは多いはずです。 簡単に人生に絶望してしまわ
    ずに生きて行ってくれ、とオッチャンはその路上の姿から、
    若者に生きつづける上で大事なメッセージを送り続けてい
    る、とこの日私は感じたのでした。

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